ル・マン24時間レース ミッションH24
ル・マン24時間レースを主催するACO(フランス西部自動車クラブ)は、2024年の水素燃料電池車の導入にむけたプロジェクト『ミッションH24(Mission H24)』を発表。スパ・フランコルシャンで水素燃料電池を搭載したマシンでのデモ走行を実施した。

今年、ACOは2024年以降のル・マン24時間レースに水素を利用した燃料電池をハイブリッド規定の一部として導入する計画を明らかにしており、ミッションH24は、2024年のデビューむけて水素燃料電池車を推進し、開発していくプロジェクトとなる。

スパ・フランコルシャンでは、2016年にサルト・サーキットで最初に水素駆動車での走行を行ったスイスの企業GreenGTとACOが開発した実験的なプロトタイプマシン『LMPH2G』によるデモ走行を実施された。

4基の電動モーターで駆動し、4スタック型の水素燃料電池を搭載したLMPH2Gは、技術的なトラブルに見舞われながらもラップを完了し、燃料補給のデモンストレーションを行った。

ACOのピエール・フィロン会長は「我々はゼロエミッションのモビリティを目指しており、水素はその未来だ」とコメント。

「ハイパフォーマンスで環境に優しい技術を開発することが我々の役割だ」



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カテゴリー: F1 / ル・マン24時間レース