ランド・ノリス F1シンガポールGP初日「昨年のフィーリングをすべて失った」

FP1ではチームメイトのオスカー・ピアストリに次ぐ6番手で終えたノリスは、FP2序盤で最速タイムを記録したものの、その後は波乱の展開となった。
セッション中には2度の赤旗が出され、さらにピットレーンでシャルル・ルクレール(フェラーリ)との接触事故も発生。ルクレールのマシンがリリースされる際に両者の車が並走し、接触するという異例の出来事だった。
マクラーレンはフロントウイングを交換して走行を再開したが、ノリスは最終的に5番手でセッションを終えた。スチュワードは調査の結果、フェラーリにアンセーフリリースの責任があると判断し、1万ユーロの罰金を科した。
「いや、特に影響はなかった。チームにとって少しお金のかかる出来事だったのは残念だけどね」とノリスは語った。
さらにマシンバランスについて問われると、「今日はとにかく難しかった。クルマの感触が良くなくて、昨年ここで感じていたあのすべてのフィーリングがなくなっていた。やるべきことがたくさんある。悪い一日だった」と苦笑いを浮かべた。
また、赤旗中断により重燃料での走行ができなかったことについて問われると、「うん、もうぶっつけ本番でいくよ」と冗談交じりに答えた。ノリスは金曜のセッションを5番手で終え、チームとしてはピアストリが最速タイムを記録するなど好調を維持している。

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