ランド・ノリス F1イタリアGP予選「フェルスタッペンを抜くのは大きな挑戦」

ノリスは予選でフェルスタッペンにポールポジションを奪われ、日曜の決勝をモンツァの2番グリッドからスタートすることになった。
マクラーレンのノリスにとって、予選は決して順調なものではなかった。Q2進出を確実にするには遅れて出したアタックが必要で、その際にはチームメイトであり選手権のライバルでもあるオスカー・ピアストリのスリップストリームに頼った。
同様にQ3でも、ノリスは最初の走行をスリップなしでこなしたため、最初の計測後は7番手に沈んだ。ノリスは一時的に暫定ポールを獲得したものの、フェルスタッペンが2020年にルイス・ハミルトンがメルセデスW11で打ち立てたトラックレコードを更新し、再び首位に立った。
予選後、チームメイトのピアストリと同じように、ノリスもフェルスタッペンのポール獲得に驚きはなかったと語った。
「いや、いや、いや。マックスは今週末ずっと速かったし、マックスが速いのは驚きじゃない」とノリスはモンツァで語った。
「僕にとっては本当にアップダウンのあるセッションだった。あちこちでミスが多すぎた。でも最後のラップで全部まとめられたのは…かなり満足している。P2で嬉しい」
「僕はいつも、自分がその日にどう走ったかで結果を評価するんだ。だから今日はベストの仕事をできたとは思わないけど、P2で終えられたのは本当に嬉しい。良い点と悪い点があったね」
「P2はスタートポジションとして悪くない。もちろん全員の前に出たいし、それには選手権のライバルやオスカーも含まれる。明日のレースに向けていいポジションだと思うし、すごく楽しみにしている」

ノリス「決勝は大きな挑戦になる」
レッドブルのストレートスピードのアドバンテージと、FP2でのフェルスタッペンの印象的なロングランを踏まえ、ノリスは彼を打ち負かすのは難しいと予想している。
「日曜のレースは僕たちの強みになることが多い」とノリスは説明した。「でもマックスを抜くのは、間違いなく大きな挑戦になると思う。でも様子を見よう。彼らのペースもとても強かった。スティントの最後を見れば、僕たちと同じラップタイムで走っていた。だから何か魔法のようなことが起きるとは思っていないし、後ろにはフェラーリも控えている」
「僕たちは間違いなく、できるだけ早く前に出たいはずだ。レースは長いし、多くのことが起こり得る。だから、僕たちに何ができるか見てみよう」
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