ランド・ノリス 今季4勝目でマクラーレンにF1王座をもたらす「誇りに思う」
ポールポジションからスタートしたノリスは、2番手スタートのチームメイト、オスカー・ピアストリが2024年チャンピオンのマックス・フェルスタッペンにスピンさせられるという最初のラップの混乱を回避した。
ノリスはレースをコントロールし、カルロス・サインツとシャルル・ルクレールのプレッシャーに耐えた。ルクレールは19番グリッドから3位まで猛烈な走りを見せ、ドライバー・オブ・ザ・デイの栄誉を獲得し、26年前にミカ・ハッキネンとデビッド・クルサードがチャンピオンシップを獲得して以来、マクラーレンにとって初のコンストラクターズタイトルを獲得した。
「自分だけでなく、チーム全体にとって信じられない気持ちだ」と2017年にマクラーレンの若手ドライバープログラムに参加し、2019年に同チームでF1デビューを果たしたノリスは語った。
「チームは今年、当初の状態から立ち直り、素晴らしい仕事をしてくれた。全員を誇りに思います。素晴らしい旅だった」
「そして、このようにシーズンを終えることができて最高だ。マクラーレンの皆さん、パパイヤの皆さん、そして今年厳しいシーズンだったにもかかわらず僕たちをサポートしてくれた皆さんに、お祝いと感謝の気持ちを伝えたいと思う。26年ぶりにコンストラクターズで優勝できたことは、僕たちにとってとても特別なことだ」
「チームにとって歴史的な瞬間だ。みんなで祝いたいし、僕もみんなと一緒に祝いたい。今夜は良い夜になるだろう！」
ランド・ノリスはクールダウンラップでチーム無線で『来年は僕にとっても素晴らしい年になる』と誓った。そして、ドライバーズランキングでフェルスタッペンに63ポイント差をつけられながらも、今年このスポーツで初勝利を挙げたノリスは、次に狙うのはドライバーズタイトル獲得だと明言した。
「それが僕の目標であり、チームとしての目標だ」とノリスは語った。「来年はコンストラクターズタイトルを獲得し、ドライバーズタイトルも獲得したい。今年はミスもしたが、多くのことを学んだ。マックスや周りのライバルたちから多くのことを学んだ。今は幸せだけど、来年が楽しみだ」
一方、ピアストリは、1周目のトラブルと、その後のウィリアムズのフランコ・コラピントとの衝突による10秒のペナルティの後、最終的に10位まで挽回した。つまり、マクラーレンはフェラーリに14ポイント差をつけてシーズンを終えたことになる。
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