ランド・ノリス 「F1レース中にウォーターボトルから飲んだのは2回だけ」
ランド・ノリスは、グランプリ中に水分を取らないことが多く、時には車内にドリンクボトルを一切置いていないこともあると説明した。レース前の緊張やプレッシャーが、彼が適切に飲食できない原因であることを認め、24歳のドライバーは、その問題の解決策を明らかにした。
レーシングニュース365のインタビューで、レース前の食事や水分の摂取不足を解消する方法について尋ねられたノリスは、「回避策はある」と答えた。
「少しは食べられる日もあるし、まったく何もできない日もある」
「もちろん、水分補給は一般的に最も良い方法のひとつだ。だから通常、朝にはかなりの量を飲むことができるし、特定の炭水化物やドリンクと混ぜ合わせることで、長時間にわたってエネルギーを摂取することもできる」
レース中の飲料摂取
マクラーレンのドライバーは、さらに一歩踏み込んだ回答をし、この困難はレースそのものにも及んでいると説明した。
F1ドライバーがグランプリ中に水分を摂取することは一般的であり、通常は追加の重量がパフォーマンスに悪影響を及ぼさない範囲で可能な限り摂取する。
しかし、ノリスはそうしないことが多い。グランプリで2勝を挙げたドライバーは、F1で120回スタートを切った中で、ドリンクボトルを使ったのは2回だけだと明かした。
「レース中は決して飲まない。ドリンクボトルを持って走らないことも多い」とノリスは述べた。
「F1でウォーターボトルから飲んだのは2回だけだと思う。どちらも数年前のバルセロナのようにひどい体調不良のときだった」
「やろうとはしている。ただ本当に苦労するし、忘れてしまうことも多い。レース中に飲むのは好きではない」
「でも、少量でも高濃度のバーや特定の飲み物を摂取して、十分なエネルギーを確保するという他の方法もある」
体調不良に陥ったことはない
マクラーレンのドライバーは、ドライバーズランキングでレッドブルのマックス・フェルスタッペンに62ポイント差をつけられている。
ノリスは、現在のようにプレッシャーが強まった際に体調不良になることが多いと認めているが、レース開始前に実際に体調を崩したことは一度もない。
RacingNews365の取材に対し、これまでに緊張から体調を崩したことはあるかと尋ねられたノリスは、「緊張から極端な状態になったことはないと思う」
「極度に緊張して体調を崩したりしたことはない。おそらく、緊張は感じていると思うけどね」
「でも、それはおそらく僕が考えているほどひどいものではないだろう。ポールポジションに初めて立ったり、レースをリードしたりする時には、それは普通のことだと思う」
「以前とは違うと感じる。でも、正直に言って、それほどひどいことはなかった。」
カテゴリー： F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム
