ランス・ストロール、骨折した右手首はピンで固定「F1マシンの運転に支障はない」
アストンマーティンF1のランス・ストロールは、シミュレーターテストでステアリングを握った後、手首を骨折していてもF1バーレーンGPでレースができると確信していると語った。

先週、ランス・ストロールはスペインでのトレーニング中に自転車事故に遭い、両手首を負傷した。左手首は「打撲」程度だったが、右手首は骨折しており、バルセロナでMotoGPの名医グザビエ・ミルによってピンが挿入された。

先週のプレシーズンテストでは、リザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチが代役を務めたが、手首の骨折にもかかわらず、ランスストロールは今週末にマシンに戻る予定だ。

ランス・ストロールは、アストンマーティンF1でのシミュレーターセッションでステアリングを握って手の負荷テストを行い、成功裏に完了したと述べた。

「自転車から落ちて手首を骨折したんだ」とランス・ストロールは木曜日に語った。「右手首を手術したけど、小さな手術で理学療法とリハビリだけでここに来た」

「昨日、一昨日とシミュレーションを行い、かなり強くなったと感じている」

「ステアリングの強さを上げて、ロックで巻いたり、バンプを乗り越えたりしたけど、いい感じだった」

ランス・ストロールは事故後の最初の数日間は「荒れた」状態だったが、急速な改善により、今週末のF1バーレーンGPにはチームメイトのフェルナンド・アロンソと共に出場できると確信していると語る。」

「このようなケガをしたときは、いつも判断が難しい。でも、最初の数日は大変だった」とランス・ストロールは説明した。

「厳しい状況になるかと思ったけど、この4~5日は本当に日に日に良くなってきている」

「医師の診断では、レースには出られるし、骨の状態も良好だということだった」

ランス・ストロールは、AMR23のステアリングを握るにあたり、「もう少し違和感がある」と予想しているが、普段通りの運転ができると語る。

「少し痛いけど、いい感じだ」とランス・ストロールは付け加えた。「しっかりしているし、今までと何ら変わらない」

「少し違和感があるくらいで普通に運転できる感じでした。でも、耐え難い痛みとか、運転を止めるようなことはない」

「懸命ではないと感じたり、もっと怪我をするリスクがあると感じたり、骨の準備が出来ていないと感じたら、僕はやらない」

「F1は23戦もある長いシーズンだ。でも、僕は自信があるし、ドクターも自信があると言ってくれているから、ここにいる」

ランス・ストロール F1 バーレーングランプリ

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カテゴリー: F1 / ランス・ストロール / F1バーレーンGP / アストンマーティンF1チーム