ロバート・クビサ フォーミュラE
元F1ドライバーのロバート・クビサが、火曜日にドニントン・パークでフォーミュラEをテスト。国際的なシングルシーターレースに復帰できるかどうかを評価した。

先月GP3カーをテストしたロバート・クビサは、独立して実施されたテストでフォーミュラEのテストカーを走らせた。

フォーミュラEは、ロバート・クビサに何度かテストをオファーしており、シーズン1終了後にはほぼ実現まで至っていた。

ロバート・クビサは、競争的なクルマを走らせられるのであれば、フォーミュラE参戦を検討するとされている。

ロバート・クビサがフォーミュラE参戦を決断した場合、7月のニューヨーク大会でDSヴァージン・レーシングと参戦する可能性が高い。

ニューヨーク大会は、WECのニュルブルクリンクと日程が衝突しており、DSヴァージンのホセ・マリア・ロペスとサム・バード、そして、ルノー e.damsのセバスチャン・ブエミのシートの空席となる。

だが、DSヴァージンのチーム代表アレックス・タイは、サム・バードとホセ・マリア・ロペスの代役としてシリーズ経験のあるドライバーが理想的だと話していた。

「もちろん、フォーミュラEに走ったことのあるドライバーが望ましい。過去に経験のあるドライバーでも適応に苦しんでいるのを目にしてきたからね」とアレックス・タイはコメント。

「ザビエル・メステラン・ピノン(ディレクター)とクリス・ゴルネ(エンジナ)と詳細を協議した後、私が決断を下す」

ロバート・クビサは、WRCにシトロエンから参戦しており、DSブランドを所有するPSAグループとの関係はまだ維持している。

DSヴァージンは、代役の一人としてリザーブドライバーのアレックス・リンの起用をまもなく発表するとみられている。アレックス・リンは、メキシコシティ大会でホセ・マリア・ロペスのマシンのシェイクダウンを行っている。

ルノー e.damsは、タイトル争いをしているセバスチャン・ブエミの不在を守るためにフォーミュラEでの経験が豊富な代役を立てるとみられている。

ロバート・クビサは、今年WECにバイコレスから参戦することが発表されていたが、開幕戦直前にチームを退団している。

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カテゴリー: F1 / ロバート・クビサ / フォーミュラE