佐藤公哉
佐藤公哉は、F1日本GPのリザーブドライバーとしてザウバーと契約。10月18日にイタリア・バイラノで実施される、ザウバーF1チームのストレートラインテストに参加することもあわせて発表された。

ユーロF3、ドイツF3などでの活躍を経て、ヨーロッパのAUTO GPに今季参戦した佐藤公哉は、最多勝タイの通算5勝を飾り2位でシーズンを終了。今年7月19日にはイギリス・シルバーストンで最新型のザウバーC32フェラーリをテストし、チームからは高い評価を得ていた。

今回のリザーブドライバー就任は、ザウバーから純粋に実力を評価されてのものだと佐藤公哉は述べた。

「まず、貴重なポジションを与えてくださったザウバーF1チームはもちろん、僕のレース活動に対してご支援やご声援を続けてくださったファンの皆さまに感謝申し上げます」と佐藤公哉はコメント。

「7月にイギリス・シルバーストンで実施されたヤング・ドライバー・トレーニング・テストでは、シーズン途中の非常に大事な時期にもかかわらず、最新型F1マシンを丸一日にわたって走らせる機会に恵まれました。初めてのF1マシンは驚きの連続でしたが、同時にかなりの手応えを感じていました」

「今回はザウバーF1チームから僕のマネジメントチームを通じてオファーをいただき、とくに条件もなく純粋に僕の実力を評価してくださる内容でしたので、喜んで受けさせていただきました。カート時代に僕は、ホンダと鈴鹿サーキットが主宰するレーシングスクールで5年間にわたり学びました。リザーブドライバーとはいえ、縁のあるサーキットでザウバーF1チームの正式なメンバーに名を連ねることができて誇りに思います」

「いつかこの日が来ると信じていましたが、やはり実際にその立場に就くと嬉しいものです。もちろん、これは僕にとって通過点に過ぎません。近い将来、必ずレギュラードライバーの座を手にできるよう、精進と研鑽を重ねるつもりです。最後になりましたが、F1日本GPでザウバーF1チームが素晴らしい成績を残すことを願っています」

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カテゴリー: F1 / 佐藤公哉 / F1日本GP / ザウバーF1チーム