ケビン・マグヌッセン F1日本GP決勝「ペレスの捨て身の行動でレースは終わった」
ケビン・マグヌッセンは、2023年F1第17戦日本GPを15位でフィニッシュ。レース序盤に衝突したセルジオ・ペレスは「捨て身」のオーバーテイクを試みたと嘆いた。

ペレスはヘアピンでマグヌッセンと接触した際に負ったダメージが原因でレースをリタイアした。マグヌッセンのインサイドに遅れて飛び込み、マグヌッセンをスピンさせて12周目に11番手から最後尾まで順位を下げた。

スチュワードはペレスに5秒加算のペナルティを科した。マグヌッセンはこの接触がレースを台無しにしたと語った。

完走中最下位でレースを終えたマグヌッセンは「リアタイヤをぶつけられた」と語った。

「かなり捨て身の行動だった。でも、それが現実だ。スピンしてピットインしなければならなかった」

マグヌッセンはミディアム・コンパウンドのタイヤでスタートしたが、接触のために最初のスティントを短縮せざるを得なかった。

「2ストップ戦略やタイヤのデグラデーションからすると早すぎた」とマグヌッセンは語った。

「あの時点でピットインしなければならなかったことで、状況はさらに悪化してしまった。あそこで僕たちのレースが終わってしまった。もちろん、彼のレースも終わった」

ペレスは新しいフロントウイングを交換するためにピットインしたが、事故によるダメージにより15周目にリタイアした。彼は衝突の責任を認めた。

「フロントエンドのブレーキングにかなり苦労した」とペレスは語った。「飛び込もうとしましたけど、間に合わなかった。僕のミスだった」

5番手スタートのペレスは、スタート時にルイス・ハミルトンともつれた後、マグヌッセンの後ろに後退し、新しいフロントウイングのためにピットインすることになった。

「ひどいスタートだった」とペレスは付け加えた。「基本的にターン1に入るとき、僕はただのパッセンジャーだった。右側にサインツ、左側にルイスがいて、フロントウイングのエンドプレートごと持っていかれた」

「判断するのは難しいけど、ターン2に入った途端にフロントエンドがなくなってしまった。フロントウイングを交換したけど、それでもフロントエンドがなかった。だから、マシンにはもっと多くのダメージがあったと思う」

ケビン・マグヌッセン ハースF1チーム 日本GP

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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / ハースF1チーム