ケビン・マグヌッセン
ケビン・マグヌッセンは、マクラーレンが2016年のシートを提供して繰らない場合は“ハースでレースをしたい”と明かした。

今年、マクラーレンのリザーブドライバーを務めるケビン・マグヌッセンは、レースに戻ることを切望しており、2016年もマクラーレンで傍観するつもりはないとの気持ちをすでに明かしている。

最近、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2016年もフェルナンド・アロンソのチームメイトとしてジェンソン・バトンを起用する“意向”を示しており、ケビン・マグヌッセンは他のオプションを追い求めるしかなくなっている。

ハースは、すでにフェラーリのリザーブドライバーのひとりを起用することを確認しており、おそらくエステバン・グティエレスだと考えられている。

ケビン・マグヌッセンは「接触しているチームの名前を出すつもりはない」と AUTOSPORT にコメント。

「僕が言えるのはそれだけだ。ハースの考えのなかに自分がいることは広く報じられている。実際、ジーンも最近のインタビューでそれを認めている」

「彼とギュンター(スタイナー)は二人とも非常に頭のいい人だと思うし、彼らが新しいF1チームを開始する方法は、賢くて、革新的だ」

「なので、そうだね、マクラーレンのシートが手に入らないのであれば、もちろん、ハースでレースをしたい」

「マクラーレンで6年間を過ごし、最高のドライバーとエンジニアから学んでいる。今年技術的な知識を増やすためためにユニークな機会を得られたし、新いF1チームの設立を助ける主要な役割を果たすのに相応しい立場にいると思う」

今年序盤、フェルナンド・アロンソがテストでのクラッシュで脳震盪を起こしたことで、ケビン・マグヌッセンは代役として開幕戦に出走。手が届きそうだったインディカー参戦のチャンスを逃した。

それでも、ケビン・マグヌッセンは、フェルナンド・アロンソ加入前の2014年に座っていたマクラーレのフルタイムのシートを諦めてはない。

「ロン(デニス)やエリックとコンスタントに連絡をとっているし、来年マクラーレンに空席があるなら、もちろん、それは僕にとって素晴らしいことだ」

「今シーズン、僕たちは厳しい時間を過ごしているけど、それでも僕たちは素晴らしいチームだ。勝つ方法を知っているチームだ。再び勝てるようになるだろう」

「僕たちが今いるポジションから再び表彰台の一番上に立つことを助けることができれば、本当に素晴らしいことだし、僕たちは間違いなくそれを達成できると思う」

「でも、フェルナンドとJBは二人とも偉大なドライバーだし、ワールドチャンピオンなので、ロンとエリックが彼ら二人をキープしたがることを責めることができない」

「彼らは公にそう言っているし、僕もそれは理解している。でも、彼らはフェルナンド・とJBをキープしたら、僕が他のチームでF1を戦うことの邪魔をしないとも言っているし、僕はそれを評価している」

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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / ハースF1チーム