ナレイン・カーティケヤン
ナレイン・カーティケヤンは、まずはF1への遅れを取り戻したいと語る。

2010年の大半をアメリカでNASCARトラックシリーズに費やしたインド人ドライバーのナレイン・カーティケヤンは、2011年からヒスパニア・レーシングでF1復帰する。

ナレイン・カーティケヤンは、2011年に備えての最初の仕事は2010年のF1総集編のDVDを観ることだと自身のTwitterに投稿した。

「アメリカでレースをしている間はほとんどのレースを見逃してしまったので、追いつく必要があるね!」

ナレイン・カーティケヤンは、2005年のジョーダン以来、F1でレースをしていない。

Deccan Herald によると、カーティケヤンはヒスパニア・レーシングの短い歴史にも苦労しているとしている。

今年、ヒスパニア・レーシングは去年よりも良いシーズンを送れるかと質問されたカーティケヤンは「去年のクルマは、使っていたエンジンがあまり良くなったよね」とコメント。

ヒスパニア・レーシングは、去年コスワース製エンジンを使用していたが、今年もコスワースのままだ。

「彼らは2011年シーズンにむけて多くの有望な計画を立てているし、そのすべてが実現することを願っている」

ナレイン・カーティケヤンにとって、もうひとつの問題は体力面かもしれない。カーティケヤンは10日前までNASCARトラックのシーズンにむけて「契約間際」だったことを明かしている。

ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスも、2005年のジョーダンでのカーティケヤンは体力面が「最大の弱点」だったと認めている。

「だが、非常に長いル・マンのレースで体力面は非常に良かった」とコリン・コレスはコメント。

ナレイン・カーティケヤンは、NASCARを後にしてF1の小規模チームのシートを獲得することが「大きなリスク」だったと認めている。

「10カ月で、僕の決断が正しかったかどうわがわかるだろう」とカーティケヤンは Times of India に述べた。

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カテゴリー: F1 / ナレイン・カーティケヤン / HRT