小林可夢偉
小林可夢偉が、スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山のレース週末を振り返った。

予選では、Q1でタイヤをしっかり発動させることに苦慮する展開となり、1分15秒519というベストタイムに甘んじる。他車のアクシデントによる影響を受ける場面もあったとはいえ、まさかの17位。小林可夢偉は参戦2年目で初のQ1落ちとなった。

決勝日朝のフリー走行、小林可夢偉は3番手タイム。決勝には他チームにグリッドダウンがあったため、16番グリッドから出走する。

前日の予選後、小林可夢偉は雨での決勝追い上げに自信を見せていた。しかし、トラブルが彼を襲うことになってしまう。症状としてはステアリングを切ると一時的に電源が落ちて、システム的にギヤ等も操作できなくなるというもの。セーフティカー先導走行中という状況を利して、ピットインしてステアリング交換するなどの処置が何度か施された。

レースは9周目を走っている段階で赤旗中断となり、走行全車がグリッド上に静止。配線に起因する小林可夢偉のマシンのトラブルは、この時点で解決を見た。だがレースは再開されることなく、一度も競争状態を経ずに決着。小林可夢偉の最終順位は18位だった。

小林可夢偉
「レース直前の8分間の走行ではトラブルは出ていなかったんですが、レースがスタートしてから出てしまいました。雨でのマシンの感触自体には問題なかったですし、雨を願ってはいましたが、ちょっと願いが効き過ぎてしまったようです。来ていただいたファンの方々には申し訳ないですけど、自然相手のことなので、レースを戦える天候でなかったことはご理解いただければ、と思います。富士に向けてはマシンづくりの方向性を変えて、気持ちも切りかえていきます」

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / スーパーフォーミュラ