小林可夢偉 ル・マン24時間
小林可夢偉は、2017年 ル・マン24時間レースの予選で3分14秒791をマーク。ル・マン24時間の予選新記録を樹立した。

トヨタ 7号車のドライバーである小林可夢偉は、15日(木)の予選2回目に3分14秒791を記録。2015年にニール・ジャニ(ポルシェ)が記録したコースレコードの3分16秒887を2秒以上更新してル・マン24時間の予選新記録を樹立した。

さらにミュルザンヌ・ストレートにシケインがなかった1985年にハンス・スタックの平均スピードを上回る251.9km/hを記録した。

小林可夢偉は、予選での予想タイムは3分15~16秒台だったが、予想を上回るタイムを出せたと述べた。

「僕たちは3分15~16秒台を予想していたいました。ですが、ラインを横切って、タイムを見て『やった!人生で初めて満足できるラップだ!』と思いましね」

小林可夢偉は、ル・マン24時間でポールポジションを取ったとしても優勝が約束されているわけではないと気を引き締めつつ、“100%の自信”を持てるクルマを走らせられたのは喜びだったと述べた。

「クルマがどんな感じかを正確に把握するのは難しかったですが、チームメイトはクルマは運転していて素晴らしいと言っていましたし、ラップには自信がありました。ラップは、ミスもなかったですし、トラフィックもなく、素晴らしかったです。驚くべきラップでした。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝しなければなりません。クルマには100%の自信を持っていました。自信があるときは、あのようなラップができるものです」

トヨタは、8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン)が2番手に続き、フロントローを独占。

昨年、残り3分でル・マン制覇を逃したトヨタ。19回目のル・マン挑戦となる今年、トヨタはフロントローから悲願の初制覇に挑む。

ル・マン24時間の決勝は、17日(土)の現地時間15時(日本時間22時)にスタートする。

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / トヨタ / ル・マン24時間レース