F1見聞録:小林可夢偉はコーナーであり得ないくらい速かった
セルジオ・ペレスは、ザウバー時代にチームメイトだった小林可夢偉は“あり得ないくらい速かった”が、一貫性がなかったことで結果を逃していたと語った。

セルジオ・ペレスは、2011年にザウバーでF1デビュー。その時のチームメイトが小林可夢偉だった。二人は翌年もタッグを組んだ。初年度は小林可夢偉がランキングで上回ったが、2年目はペレスが3度の表彰台を獲得して可夢偉を倒している。

F1公式Instagramで行われたインタビューで、セルジオ・ペレスは競争しなければならなかった最もタフなドライバーは誰だったかと質問された。

セルジオ・ペレスは「同じマシンで競争することはできない」としてライバルとの比較を避けたが、元チームメイトには言及。特に小林可夢偉について強調した。

「小林可夢偉はかなり速かったチームメイトだった。なんとかクルマを曲げようとしている時の彼はとても速かった」とセルジオ・ペレスは語った。

「彼はあまり一貫性がなかったけど、コーナーでの彼は僕にとって僕にとって最速だった。彼がそのような走りができているときはあり得ない速さだった。特に高速コーナーでは非常に速かった。そのことを覚えているよ」

ザウバーでの2年間を経て、セルジオ・ペレスは2013年にマクラーレンに移籍。2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンとガレージを共有した。

「当然ながらジェンソンはとても速かった。彼は見事だったし、自分が何をすべきかを知っていた。僕はほとんど経験がなかった。今は自分を彼に照らし合わせることができる。経験を積んで、多くのことを知り、多くのことに気付けるようになるものだ」

また、フォース・インディアでチームメイトだったニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・オコンに関しても「二人ともとても速くて才能のあるドライバーだ」と語った。

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉