小林可夢偉
小林可夢偉が、ケータハムでのF1復帰、昨年の経験、新しいチームメイト、そして今後について語った。

F1に復帰してどのような気分ですか?
もちろん、いい気分です。F1復帰を望んでいましたからね。今年はたくさんのルール変更があるので、どのチームにもチャンスがあります。今年はそれがサプライズになるかもしれません。テスト初日に走行できたクルマはわずかでした。ケータハムもいい状況ではありませんでした。メルボルンまでクルマが競争的になることを期待しています。

日本での反応はいかがでしたか?
素晴らしかったです。鈴鹿に大勢の人が足を運んでくれるためにも今年は良い成績を残したいです。日本のファンの反応は本当に良かったですし、僕が復帰したことでファンの数が増えてほしいですね。

F1に参戦できなかった昨年は厳しかったですか?
それほど辛くはありませんでした。GTカーをドライブしていましたが、レースは10以下でした。F1は19〜20レースあるので大変です。時間がたくさんあったので、今回のF1復帰に向けて十分に準備することができました。でも、昨年は良い一年だったと思っています。フェラーリと一緒に働いたことはとてもいい経験になりました。だから、去年が厳しかったとは思っていないですし、楽しむことができました。時間だけは間違いなくたくさんあったので、自分の趣味に費やすことができました。例えば、ボートの免許をとったり。自分の時間がたくさんあったので、今は完全にリラックスしているし、ケータハムでの仕事に100%集中しています。

ケータハムとはいつコンタクトをとったのですか?
チームと初めてコンタクトをとったのは12月中旬、クリスマスの直前でした。その後、全てがあっという間に進みましたね。

ケータハムの印象はいかがですか?
チームの印象は非常にいいです。成功を収めたければ、かなりの努力を費やさなければならないですが、このチームがそれを望んでいることがよくわかります。昨年、最下位だったので、何かをやらなければならないことは確かです。でも、チームには高いポテンシャルがあるし、彼らを助けるために自分も努力するつもりです。準備は整っています。

今年、ケータハムは進歩できますか?
それはわかりません。今のところ、全員が新車に苦戦しているようです。まだ何も言えませんが、チームは今年いい形を作りたいと思っているのは確かです。今年もっと順位を上げることができれば、トニー・フェルナンデスに「やったぞ」と言えるでしょうね。はっきりとしたポジションはわかりません。明確な目標もありません。改善することを望んでいるし、今は理想的な時期です。いつかトップチームとレースがしたいですし、ポジティブなグラフを描いていく必要があります。

マーカス・エリクソンとロビン・フラインスについてはいかがですか?
チームに2人の若手ドライバーがいることはいいです。彼らと働けることは非常に嬉しいし、そのような状況には慣れています。ザウバーでセルジオ・ペレスと一緒に働いていましたからね。マーカスとロビンとはまだあまり働いていないし、テストの1週間前に会っただけです。一緒に力強いクルマを開発していきたいですね。

ケータハムはあなたに長期的なプロジェクトを用意しているのでしょうか。それともF1復帰に向けた通過点にすぎず、今シーズン後に別のチームに移籍することを考えているのでしょうか?
それについては何も言えません。このチームでレースできることに満足しているし、このチームで成功を収めることが一番重要です。

ギド・ヴァン・デル・ガルデとシャルル・ピックの昨年のパフォーマンスについてどのように感じましたか?
実際に彼らの走りを見たことがないので。昨年はそれほどF1を見ていませんでしたから。

F1マシンの新しいサウンドはいかがですか?
F3みたいでよね。V8の方が良かったです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / ケータハム