2022年 F1日本グランプリ:鈴鹿サーキットに3日間で20万人が来場
鈴鹿サーキットは、2022年 F1日本グランプリの入場者数を発表。3日間で20万人が来場し、2012年以来の10年ぶりに20万という数字に到達した。

3年ぶりに鈴鹿サーキットに帰ってきたF1日本GP。今年は角田裕毅(アルファタウリ)の初の凱旋レースとなり、小林可夢偉以来8年ぶりに日本人ドライバーが母国グランプリに参戦。チケットは完売していた。

2022年のF1日本GPは、土曜日は晴れたものの、金曜日と日曜日は生憎の雨となった。フリー走行が行われた7日(金)は3万8000人(前年比+5000人)が来場。予選が行われた8日(土)は6万8000人が来場。2019年は台風で土曜日の全てのセッションが中止となったが、2018年と比較すると1万5000人の増加となる。

9日(日)の決勝日は9万4000人が来場(前年比+5000人)という数字となった。9万人を超えたのは2012年以来。この年は小林可夢偉(ザウバー)が好調で3位表彰台を獲得している。

鈴鹿でのグランプリは、2006年には36万人を超え、決勝日だけでも16万1000人を動員していたが、過去数年は落ち込み、2018年は過去最低となる13万7000人まで減少していた。

ホンダはF1から撤退したが、今年もレッドブル/アルファタウリにF1パワーユニットを供給しており、ホンダは大会スポンサーも務めて『2022 FIA F1 世界選手権シリーズ Honda 日本グランプリレース』の名前で開催された。また、マシンにはHONDAロゴが復活した。“ラスト鈴鹿”となるセバスチャン・ベッテルも“鈴鹿愛”を爆発させた週末だった。

また、決勝前セレモニーには、岸田文雄首相が出席。内閣総理大臣がモータースポーツの現場を訪れたのは初めてとなった。国歌独唱は声優・歌手・ナレーターとして活躍する水樹奈々が務めた。

決勝では、マックス・フェルスタッペンが優勝し、ホンダの前で2年連続でF1ワールドチャンピオンを獲得。セルジオ・ペレスも2位表彰台を獲得し、ホンダのF1パワーユニットが1-2フィニッシュを達成した。

F1日本グランプリ 観客数の推移

 3日間フリー走行予選日決勝日
2022年200,0003,800068,00094,000
2019年122,0003,30000 ※28.9000
2018年165,0003,100053,00081,000
2017年137,00026,00043,00068,000
2016年145,00027,00046,00072,000
2015年165,00030.00054,00081,000
2014年150,00030,00048,00072,000
2013年171,00033,00052,00086,000
2012年208,00041,00063,000103,000
2011年199,00034,00063,000102,000
2010年190,00033,00061,00096,000
2009年210,00031,00078,000101,000
2008年 ※1213,00037,00071,000100,000
2007年 ※1282,00052,00090,000140,000
2006年361,00057,000143,000161,000
2005年320,00054,000110,000156,000
2004年210,00054,0000 ※2156,000
2003年329,00054,000120,000155,000
2002年326,00053,000118,000155,000
2001年310,00050,000110,000150,000
2000年318,00052,000115,000151,000
1999年318,00052,000120,000146,000
1998年318,00050,000120,000148,000
1997年317,00065,000112,000140,000
1996年303,00054,000110,000139,000
1995年330,00060,000125,000145,000
1994年357,00067,000135,000155,000
1993年350,00067,000132,000151,000
1992年332,00056,000126,000150,000
1991年337,00069,000120,000148,000
1990年316,00060,000115,000141,000
1989年283,00051,000100,000132,000
1988年233.00037,00075,000121,000
1987年225,00036,00074,000112,000
※1 富士スピードウェイ
※2 台風により土曜日のセッションが全てキャンセル


2022年のF1世界選手権 日本グランプリ

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カテゴリー: F1 / F1日本GP