F1日本GPの観客の入場に朗報。日本政府「イベント最大1万人まで」で調整
日本政府は、7月以降の大規模イベントについて収容人数の50%以下であれば最大1万人までの入場を認める案を軸に調整に入った。この基準が決まれば、東京オリンピックの観客の上限となる見通しであり、2021年のF1日本GPの開催にとって朗報だ。

7月23日から8月8日まで東京で開催される予定のオリンピックは、新型コロナウイルスの影響を受けたF1カレンダーの潜在的な“Asian Swing”がどのように形成されるかに影響を与える可能性さえある。

実際、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは「日本はオリンピック後にしか分からない」と語り、2021年のF1日本GPを開催できるかどうかは、東京オリンピックの状況が大きな手掛かりを提供するだろうと示唆している。

鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの田中薫社長も、F1日本GPの開催、観客の入場については東京オリンピックの開催も大きく影響してくると田中薫社長は語る。

「世界共通の問題であり、F1とも協議しなければなりません。東京オリンピックがどうなるかも重要だと思います。オリンピックが開催できれば、外国人選手の日本への入国措置についても少し有利になってくるかもしれません」

「できることはしっかりとやって、なんとか開催したいと思っています」

ホンダF1の山本雅史は、オリンピックが開催できれば、F1日本PGも観客を入れて開催できると期待していると語る。

「我々としてはオリンピックが開催されれば、鈴鹿でもお客さまを入れてレースをすることができるのではないかと期待をつないでいます」と山本雅史はコメント。

「ですが、状況がそこまで改善せず、仮にお客さまを入れるのが難しかったとしても、ホンダ最後の年のF1日本GPをテレビを通じてでもファンの皆さまにお届けできることを願っています」

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カテゴリー: F1 / F1日本GP