F1 日本グランプリ 鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキットは、2017年 F1日本グランプリの入場者数を発表。3日間の合計は昨年を下回り、過去最低を更新する13万7000人の来場となった。

金曜日は雨が降ったものの、土曜日には晴れ、日曜日には快晴のコンディションで行われた2017年のF1日本グランプリ。だが、決勝日の来場者数は6万8,000人と昨年の7万2,000人をさらに下回り、過去最低を記録することになった。

金曜日の来場者数は2万6,000人、予選が行われた土曜日は4万3000人といずれも昨年を下回る過去最低の動員数を更新している。

鈴鹿でのグランプリは、2006年には36万人を超え、決勝日だけでも16万1000人を動員していた。

現状、F1は地上波の放送が行われておらず、日本人ドライバーも2014年の小林可夢偉を最後に不在の状況。2015年にF1に復帰したホンダは競争力を発揮できず、今シーズン限りでマクラーレンとのパートナーシップを解消。2018年からはトロ・ロッソにエンジンを供給することが決定している。

また、他国を例に挙げると、アゼルバイジャンGPではマライヤ・キャリー、シンガポールGPではアリアナ・グランデやデュラン・デュラン、次戦アメリカGPではスティーヴィー・ワンダーやジャスティン・ティンバーレイクなど大物アーティストのコンサートを併催してイベントを盛り上げているが、日本ではヒストリックF1カーのデモ走行や新旧F1ドライバーのトークショー、クレイジーケンバンドの横山剣の国歌斉唱など、既存のファンを大切にしてはいるものの、新規ファンにサーキットに足を向かせる企画という面で不足している感が否めない。

鈴鹿サーキットは、2018年までのF1日本GPの開催契約を結んでいる。

F1日本グランプリ 観客数の推移

 3日間フリー走行予選日決勝日
2017年137,00026,00043,00068,000
2016年145,00027,00046,00072,000
2015年165,00030.00054,00081,000
2014年150,00030,00048,00072,000
2013年171,00033,00052,00086,000
2012年208,00041,00063,000103,000
2011年199,00034,00063,000102,000
2010年190,00033,00061,00096,000
2009年210,00031,00078,000101,000
2008年 ※1213,00037,00071,000100,000
2007年 ※1282,00052,00090,000140,000
2006年361,00057,000143,000161,000
2005年320,00054,000110,000156,000
2004年210,00054,0000 ※2156,000
2003年329,00054,000120,000155,000
2002年326,00053,000118,000155,000
2001年310,00050,000110,000150,000
2000年318,00052,000115,000151,000
1999年318,00052,000120,000146,000
1998年318,00050,000120,000148,000
1997年317,00065,000112,000140,000
1996年303,00054,000110,000139,000
1995年330,00060,000125,000145,000
1994年357,00067,000135,000155,000
1993年350,00067,000132,000151,000
1992年332,00056,000126,000150,000
1991年337,00069,000120,000148,000
1990年316,00060,000115,000141,000
1989年283,00051,000100,000132,000
1988年233.00037,00075,000121,000
1987年225,00036,00074,000112,000
※1 富士スピードウェイ
※2 台風により土曜日のセッションが全てキャンセル


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カテゴリー: F1 / F1日本GP