アイザック・ハジャーは「フェルスタッペンと重なる」とレーシングブルズCEO

2025年シーズン、レーシングブルズでのデビュー年から高い評価を受けたアイザック・ハジャーは、パドック内での称賛を背景に、角田裕毅に代わってレッドブル・レーシング昇格という大きなチャンスをつかんだ。
21歳のハジャーにとって、4度のF1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンと直接対峙することは、キャリア最大級の試練となる。過去10年、ダニエル・リカルド、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、リアム・ローソン、角田裕毅といったドライバーたちが、その厳しさを身をもって経験してきた。
それでも、レーシングブルズCEOのピーター・バイエルは、ハジャーの中にフェルスタッペンと共通する資質を見出している。昨季を通じてハジャーと密に仕事をしてきたバイエルは、その成長過程を間近で見てきた人物だ。
「彼は私が見てきた中でも、最もハードワークするドライバーの一人だ。本当に献身的だ」とバイエルは語った。
「エンジニアに近い場所で仕事をするために、彼はファエンツァに移り住んだ」
「比較するべきではないのは分かっているが、正直に言って、いくつかの点で彼はマックスを思い出させる。ショーツにチームキット姿で現れて、彼の頭の中にあるのは『レースがしたい』ということだけなんだ」

さらに、ハジャーのレースへの純粋な執着について、具体的なエピソードも明かしている。
「FP1を終えたあと、彼はこう言うんだ。『ピーター、もう予選に行きたい。早くレースがしたい』と。それがアイザックという人間だ」
「彼の世界はレースだ。レースをすること、ハードに働くこと、集中すること、それだけなんだ」
バイエルはまた、ハジャーが昨季経験した浮き沈みにも触れ、それを前向きに評価している。
「そういう経験をしたことは良かったと思っている」とバイエルは続けた。
「もし何の浮き沈みもなかったら、人間じゃない。だが全体として見れば、彼の軌道は非常に印象的だった。彼は崩れなかった。飢えを持ち、集中し、規律を保っていた」
レッドブル・レーシングでの新たな挑戦を前に、ハジャーはフェルスタッペンと共通する“レースだけを見つめる姿勢”を武器に、その第一歩を踏み出そうとしている。
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