アイザック・ハジャー F1オーストリアGP予選「アンダーステアが強く出た」
F1オーストリアGP予選で13番手に終わったレーシングブルズのアイザック・ハジャーは、手応えのあったQ1から一転、Q2では苦戦を強いられ、悔しさをにじませた。

初日の走行では下位に沈んだハジャーだったが、土曜に向けたセットアップ変更が功を奏し、Q1では上位通過を果たした。しかしQ2ではマシンの感触が一変し、期待していたQ3進出を逃すことになった。

「今日は正直がっかりしている。昨日はポジション的にも厳しかったけど、セットアップをしっかり見直したことで今日はQ1でいい感触があって、Q3進出も狙えると思っていた。でもQ2ではマシンの感触が違っていて、特に高速域でアンダーステアが強く出てしまったし、ターン1ではタイヤがまだ準備できていないように感じた」とハジャーは語った。

「Q1のラップはQ3に進めるだけの内容だったと思うので、どうしてそこから後退してしまったのかチームと確認する必要がある。まだそこまで差があるわけじゃないし、タイヤも残っているから、いい戦略を立てればポイントは狙えると思う」

レーシングブルズのチーフテクニカルオフィサーであるティム・ゴスは、「プラクティスでは競争力があったが、Q2では想定していた路面の進化が得られず、マシンの一貫性にもばらつきが出てしまった」と振り返った。

デビューイヤーながらすでに2度のQ3進出を果たしてきたハジャーにとって、今回の13番手は納得のいく結果ではない。だが、明日の決勝では新品タイヤというアドバンテージもあり、堅実な戦略次第で今季3度目のポイント獲得も見えてくる。期待のルーキーがどこまで挽回できるか注目だ。

アイザック・ハジャー F1 オーストリアGP ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

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