ダリオ・フランキッティ、3度目のチャンピオンに輝く (インディカー)
ダリオ・フランキッティが、2010年 IZODインディカー・シリーズのシリーズチャンピオンを獲得した。
2010年のチャンピオン争いも最終戦までもつれ込んだ。今年のタイトル候補は2人。ポイントリーダーのウィル・パワー(Team Penske)と、ポイント2位のダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)だった。
だが、ウィル・パワーはレース中の接触によりリタイア。一方のダリオ・フランキッティは、慎重にゴールを目差し、8位でチェッカーフラッグを受けた。
これでダリオ・フランキッティがインディカー・タイトルを獲得するのは3度目。さらに、最終戦での逆転タイトル獲得は2009年に続いて2年連続となる。同時に、Chip Ganassi Racingはインディカー・シリーズタイトルの3連覇を達成した。
ダリオ・フランキッティ (8位、2010年シリーズ・チャンピオン)
「すばらしい一日になった。パワーがアクシデントを起こしたが、自分自身がやるべきことに集中して走り続けた。フィニッシュしなければタイトルを獲得できないからだ。目の前で1台がスピンし、壁にヒットする音を真横に聞いた。パワーは全開で私を追いかけていたからアクシデントを避けきれなかった。私は全速力で走らずにレースが安定するのを待っていたタイミングだったから、あのアクシデントに巻き込まれずに済んだのだと思う。もちろん、私にもプレッシャーはかかっていた。「チャンピオンになりたい」「チームのみんなのために勝ちたい」、そうした考えは自分自身にプレッシャーをかけるものなのだ。しかし、我々はプレッシャーに打ち勝ってゴールまで走り続けることができた。3度目のタイトル獲得は本当にうれしい。今年はインディ500での2勝目を挙げることもできた。このような成功を手にできるのは、Chip Ganassi Racingというすばらしいチームの一員として走っているからである」
カテゴリー: F1 / インディカー / 佐藤琢磨 / 武藤英紀
2010年のチャンピオン争いも最終戦までもつれ込んだ。今年のタイトル候補は2人。ポイントリーダーのウィル・パワー(Team Penske)と、ポイント2位のダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)だった。
だが、ウィル・パワーはレース中の接触によりリタイア。一方のダリオ・フランキッティは、慎重にゴールを目差し、8位でチェッカーフラッグを受けた。
これでダリオ・フランキッティがインディカー・タイトルを獲得するのは3度目。さらに、最終戦での逆転タイトル獲得は2009年に続いて2年連続となる。同時に、Chip Ganassi Racingはインディカー・シリーズタイトルの3連覇を達成した。
ダリオ・フランキッティ (8位、2010年シリーズ・チャンピオン)
「すばらしい一日になった。パワーがアクシデントを起こしたが、自分自身がやるべきことに集中して走り続けた。フィニッシュしなければタイトルを獲得できないからだ。目の前で1台がスピンし、壁にヒットする音を真横に聞いた。パワーは全開で私を追いかけていたからアクシデントを避けきれなかった。私は全速力で走らずにレースが安定するのを待っていたタイミングだったから、あのアクシデントに巻き込まれずに済んだのだと思う。もちろん、私にもプレッシャーはかかっていた。「チャンピオンになりたい」「チームのみんなのために勝ちたい」、そうした考えは自分自身にプレッシャーをかけるものなのだ。しかし、我々はプレッシャーに打ち勝ってゴールまで走り続けることができた。3度目のタイトル獲得は本当にうれしい。今年はインディ500での2勝目を挙げることもできた。このような成功を手にできるのは、Chip Ganassi Racingというすばらしいチームの一員として走っているからである」
2010年 インディカー・シリーズ ポイントスタンディング
順位 | ドライバー | マシン | 総合ポイント |
---|---|---|---|
1 | ダリオ・フランキッティ | Chip Ganassi Racing | 602 |
2 | ウィル・パワー | Team Penske | 597 |
3 | スコット・ディクソン | Chip Ganassi Racing | 547 |
4 | エリオ・カストロネベス | Team Penske | 531 |
5 | ライアン・ブリスコー | Team Penske | 482 |
6 | トニー・カナーン | Andretti Autosport | 453 |
7 | ライアン・ハンターレイ | Andretti Autosport | 445 |
8 | マルコ・アンドレッティ | Andretti Autosport | 392 |
9 | ダン・ウェルドン | Panther Racing | 388 |
10 | ダニカ・パトリック | Andretti Autosport | 367 |
11 | ジャスティン・ウィルソン | Dreyer & Reinbold Racing | 361 |
12 | ヴィットール・メイラ | A.J. Foyt Enterprises | 310 |
13 | アレックス・タグリアーニ | FAZZT Race Team | 302 |
14 | ラファエル・マトス | de Ferran Dragon Racing | 290 |
15 | マリオ・モラレス | KV Racing Technology | 287 |
16 | アレックス・ロイド | Dale Coyne Racing | 266 |
17 | E.J.ヴィソ | KV Racing Technology | 262 |
18 | 武藤英紀 | Newman/Haas Racing | 250 |
19 | シモーナ・デ・シルベストロ | HVM Racing | 242 |
20 | グラハム・レイホール | Newman/Haas Racing | 235 |
21 | 佐藤琢磨 | KV Racing Technology | 214 |
22 | ベルトラン・バゲット | Conquest Racing | 213 |
23 | ミルカ・デュノー | Dale Coyne Racing | 184 |
24 | マリオ・ロマンチーニ | Conquest Racing | 149 |
25 | マイク・コンウェイ | Dreyer & Reinbold Racing | 110 |
26 | サラ・フィッシャー | Sarah Fisher Racing | 92 |
27 | ポール・トレイシー | Dreyer & Reinbold Racing | 91 |
28 | エド・カーペンター | Panther Racing | 90 |
29 | トーマス・シェクター | Conquest Racing | 89 |
30 | アナ・ベアトリス | Dreyer & Reinbold Racing | 55 |
31 | ジェイ・ハワード | Sarah Fisher Racing | 44 |
32 | ジョン・アンドレッティ | Andretti Autosport | 35 |
33 | セバスチャン・サーベドラ | Bryan Herta Autosport | 29 |
34 | デイビー・ハミルトン | de Ferran Dragon Racing | 26 |
35 | J.R.ヒルデブランド | Dreyer & Reinbold Racing | 26 |
36 | アダム・キャロル | Andretti Autosport | 26 |
37 | フランシスコ・ドラコン | Conquest Racing | 24 |
38 | タウンゼント・ベル | Sam Schmidt Mtrspts | 18 |
39 | ブルーノ・ジュンケイラ | FAZZT Race Team | 13 |
40 | ロジャー安川 | Conquest Racing | 12 |
41 | A.J.フォイト4世 | A.J. Foyt Racing | 0 |
カテゴリー: F1 / インディカー / 佐藤琢磨 / 武藤英紀