IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権
ペンスキーは、2018年のIMSAスポーツカー選手権の4人目のドライバーとしてリッキー・テイラーを起用することを発表。アキュラ/ペンスキーのドライバーラインナップが確定した。

また、耐久レースでのサードドライバーとしてインディカードライバーのシモン・パジェノーとグラハム・レイホールを起用することも併せて発表された。

2018年に2台のアキュラ ARX-05でIMSAスポーツカー選手権に参戦するペンスキーは、元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤ、デイン・キャメロンが1台を走らせ、もう一台にはインディカーから転向するエリオ・カストロネベスを起用することを発表していた。

リッキー・テイラーは、先週のロードアトランタでIMSAのタイトルを獲得。2018年はエリオ・カストロネベスとチームを組んで同選手権に挑むことになった。

ペンスキー/アキュラの2つ目のシートのドライバー候補には、ホンダのドライバーであるジェンソン・バトンの名前も挙げられていた。

ロジャー・ペンスキーは、リッキー・テイラーのスポーツカーの経験を重視したと述べた。

「スポーツカーのチャンピオンドライバーであるリッキーが加わることは、チームの成長の発展に役立つだろう」とロジャー・ペンスキーはコメント。

「リッキーは2017年に驚異的なシーズンを送った。彼は豊富なスポーツカーを持っており、彼のマシンの知識、レーストラック、シリーズ全体の経験は、我々のチームにとって大きな利益となるだろう」

「ヘリオ、ファン、デインの勝利の血統とともにその経験は、来シーズン、アキュラ・チームペンスキーを開始する際に素晴らしいプラットフォームを提供するだろう」

リッキー・テイラーは、2月にペンスキーと行ったインディカーテストの後、ロジャー・ペンスキーからオファーがあったことは“人生を変える経験”だと表現している。

「チームペンスキーとインディカーをテストする機会を得られたのは素晴らしい経験だった。だが、ロジャー・ペンスキーからフルタイムで彼のレースカーの一台を走らせる機会をオファーされることは、人生を変える機会だ」とリッキー・テイラーはコメント。

「僕のキャリアの次のチャレンジにむけた準備は万全だし、チームペンスキーに加入して、2018年に新しいファクトリー・アキュラとの取り組みを開始し、ARX-05で勝利を目指してエリオ、ファン、デインと仕事をすること以上の興奮はない」

サードドライバーが必要となるデイトナ24時間レース、セブリング12時間レース、プチ・ルマンでは、インディカードライバーのシモン・パジェノーとグラハム・レイホールがチームに加わる。

シモン・パジェノーは「来年、耐久レースでチームペンスキーと仕事をする機会を願っていたし、その機会を得られて興奮している」とシモン・パジェノーはコメント。

「先週のプチ・ルマンでは力強い戦いを見せていたし、チームは正しい方向に進んでいると感じている」

以前にアキュラ NSX GTを走らせているグラハム・レイホールは、2018年のデイトナ24時間レースで2度目の総合優勝を目指す。

「ロジャー・ペンスキーのためにデイトナとセブリングでレースをするのは夢だった。スポーツカーだけでなく、モータースポーツ全体で大きな意味のあることだ」とグラハム・レイホールはコメント。

「この機会に興奮しているし、アキュラ ARX-05でレースをするのを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権