ランド・ノリスとポール・ディ・レスタ、デイトナ24時間にむけてテスト
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ランド・ノリス、ポール・ディ・レスタ、そして、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるユナイテッド・オートスポーツから来年1月に開催されるデイトナ24時間レースに参戦する。
ポール・リカールで火曜日と水曜日の2日間にわたって行われたテストで、ランド・ノリスとポール・ディ・レスタは、ユナイテッド・オートスポーツのリジェ JS P217での初走行を行った。
一方、テストに不参加だったフェルナンド・アロンソは、火曜日にトヨタのファクトリーを訪問して、WECのルーキーテストに参加するためにシート合わせを行ったと報じられている。
ポール・ディ・レスタは「ブラジルに向かわなければならなかったので、ポール・リカールでは初日しか過ごせなかった」とコメント。
「リジェのLMP2カーがどんな感じかを確認するのは興味深かったし、良い経験だった」
「テストデーにクルマを共有したのは今回が初めてだったし、ランドとは身長差があるけど、うまく作業できたし、本当に楽しい一日だった」
ランド・ノリスは火曜日に3.63マイルの構成のポール・リカールで“ほぼ200マイル”を走破。ランド・ノリスだけの参加となった水曜日はミストラル・ストレートのシケインが取り除かれた構成で行われた。
来年の1月まで再びクルマを走らせることはないとみられるランド・ノリスは「楽しい経験だった。リジェはドライブしていた楽しいクルマだし、今はデイトナに向かうのを本当に楽しみにしている」とコメント。
「パワー、ダウンフォース。タイヤ、燃料に素早く適応することができた。走行はこの2日間に限られているし、全てを仕上げてまとめるのは難しいクルマだ」
「走っていて、というかクルマ自体を100%快適に感じることはできなかったけど、ユナイテドが僕のシートを改良してくれた。公式テストでもっと走行距離を稼いでタイムを縮めていけるかは僕次第だ」
「タイヤも異なる。ここではデイトナのコンチネンタルではなく、ダンロップだったし、ドライビングに慣れるというよりも、重いクルマの違いについて良い感触を得るためにロングランとショートランを新品とユーズドのラバーを組み合わせて走った。屋根があることで頭が風に吹き飛ばされないのは嬉しかったね」
2018年のマクラーレンのリザーブドライバーを務めることになったランド・ノリスは、ブラジルGP後の火曜日にピレリのタイヤテストに参加。その後、FIA F3ワールドカップに参戦するためにマカオに向かう。
ランド・ノリスは、デイトナ24時間レースでフェルナンド・アロンソ、フィル・ハンソンとマシンをチームを組むが、もう一台のクルマはポール・ディ・レスタとウィル・オーウェンのもう一人のチームメイトはまだ発表されていない。
フェルナンド・アロンソは、公式テスト前の1月5~7日にLMP2マシンをテストするとされている。
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カテゴリー: F1 / IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権 / ポール・ディ・レスタ / ランド・ノリス