アルピーヌF1ブリアトーレ コラピントに見切り?ペレスやボッタスを検討か
フランコ・コラピントの起用を主導したフラビオ・ブリアトーレが、早くも新たなドライバー交代を本格的に検討している。

アルピーヌF1チームのアドバイザーを務めるブリアトーレは、元リザーブのジャック・ドゥーハンに代えて、ウィリアムズからコラピントを高額な条件でレンタル移籍させた。だが、そのコラピントはこれまでのところ期待外れのパフォーマンスに終始しており、2026年以前の交代説も浮上している。

「ブリアトーレは今もなおコラピントに対して批判的な目を向けている」と、ドイツ『Sport1』のラルフ・バッハは『f1-insider』のYouTubeチャンネルで語った。

「そしてブリアトーレをよく知る者なら誰でも、彼がすでに別のプランを考えていることは想像がつくはずだ」

バッハはすでに代役の交渉が進行中だと示唆する。

「ボッタスと話をしたことは、もはや秘密でもないだろう。だが、セルジオ・ペレスも侮れない存在だ。彼には経験があり、そして再びカルロス・スリムの支援によって莫大な資金をもたらす」

セルジオ・ペレス

ペレスは2024年限りでレッドブルを離脱。代役のリアム・ローソンや角田裕毅はまだペレスを凌駕する成績を挙げられていない。ペレスは長らくキャデラック入りが噂されていたが、関係筋によればバルテリ・ボッタスがすでにそのシートを確保したとの情報もあり、アルピーヌ加入の可能性が再浮上している。

「ペレスを起用できれば、ブリアトーレにとっては完全な“ウィンウィン”だ」とバッハは述べた。「それが現実になる可能性も決してゼロではない」

さらに元F1ドライバーのマーティン・ブランドルも、コラピントの将来に懐疑的な見方を示している。

「2025年以降の状況は、明らかに不透明だ」とブランドルは語り、ブリアトーレがポール・アーロンを高く評価していることも指摘されている。

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カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム / セルジオ・ペレス / バルテリ・ボッタス / フランコ・コラピント