ホンダ F1新事業を展開…アイルトン・セナがドライブしたV10エンジンを販売
ホンダは、F1に関連する新たなメモラビリア事業を検討していることを発表。アイルトン・セナがドライブしたF1エンジンに証明書をつけて販売することを考えている。

ホンダは、歴史的なレーシングマシンを展示する施設として、栃木県のモビリティリゾートもてぎにあるホンダ・コレクション・ホールと、鈴鹿サーキットにあるHonda RACING Galleryを運営している。

両施設ではF1マシンを走行可能な状態で維持する動態保存を行っている。ホンダでは動態保存のために、過去のF1マシンについて複数のスペアエンジンや部品を所蔵しており、これらのエンジンや部品のうち、動態保存に影響のないものを販売する、メモラビリア事業を検討している。

一例として、1990年にアイルトン・セナがドライブしたマクラーレン・ホンダ MP4/5Bに搭載したV10エンジン「RA100E」に、実際にセナが使用したというHRCの証明書を付けて販売する予定。

詳細は4月初旬、F1日本グランプリに合わせて発表予定。「F1を心から愛するファンの皆さんに、ホンダのF1への挑戦の歴史の一部を、お手元に所有していただける、価値ある事業にしていきたいと考えています」と述べた。

ホンダ(本田技研工業) F1 V10エンジン(V型10気筒)

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カテゴリー: F1 / ホンダF1