ホンダF1、フェルスタッペンに“幻”のF1日本GP優勝トロフィーを贈呈
ホンダF1は、2021年のF1ワールドチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペンに感謝の意を表して、F1日本GPの優勝者に授与されるためにデザインされたトロフィーを贈った。
最終戦F1アブダビGPでは、ファイナルラップでのバトルを制したマックス・フェルスタッペンが、2021年のF1ワールドチャンピオンに輝き、歴史に残る戦いでシーズンを締めくくった。ホンダF1にとっては1991年のアイルトン・セナ選手以来30年ぶりの栄冠となる。
残念ながら、F1は新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、ホンダF1のホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPは2年連続で中止となった。
ホンダは、F1日本GPのタイトルスポンサーを務める予定だった。F1のトロフィーは、その大会のタイトルスポンサーが制作する。ホンダはF1日本GPのために「オールHonda」の想いを込めてトロフィーを制作していた。
ホンダF1は、レッドブルとの成功した3年間を記念し、お別れの印としてF1日本GPの優勝トロフィーをマックス・フェルスタッペンに贈呈した。
2015年にF1復帰したホンダは、マクラーレンとの悲惨な3年間の後、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソ(現アルファタウリ)とパートナーシップを開始。2019年からレッドブル・レーシングへとパートナーシップを拡大した。
ホンダF1とレッドブル・レーシングのパートナーシップは16勝を達成。そのうちの15勝はマックス・フェルスタッペンによってもたらされた。
「高度なハイブリッド技術を使用した新PUレギュレーションの導入に伴い、我々は2015年からPUサプライヤーとしてF1に復帰し、今日まで7シーズン、合計141戦を戦ってきました」とホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史はコメント。
「他ののライバルに比べると短い開発期間で参戦したこともあり、参戦当初は非常に苦戦し、どん底と呼べるような時期も味わってきました」
「それでも、コロナ禍などの困難も乗り越えて、最終年となった今年は強力なライバルを相手にチャンピオンシップを戦うなど、世界の頂点をかけて戦うところまで来ることができました」
「苦境にあっても常に前を向きながら地道に開発を続け、数々のブレイクスルーを果たしてきたエンジニア・メカニックたち一人ひとりの努力が実を結んだと思っており、ホンダの意地を見せるとともに、技術力の高さを証明することができたと感じています」
マクラーレンとのパートナーシップは失敗に終わったが、山本雅史は、ホンダのF1プログラムへのマクラーレンの貢献に敬意を表した。
「もちろん、ここまで来られたのは、我々の力だけによるものではありません。一緒にチャンピオンシップを戦ってきたレッドブル・レーシングはもちろん、苦境にあった我々を明るさとともに迎え入れてくれたスクーデリア・アルファタウリ、今回のプロジェクトを一緒にスタートしたマクラーレン・レーシングや、常にトップを目指し全力を尽くしてくれたすべてのドライバーたちなど、誰一人を欠いても今日のホンダ F1に至ることはありませんでした。すべての仲間たちの情熱が、今のホンダ F1を築いてきました」
トロフィーには『ありがとう Max Verstappen 2021 WORLD CHAMPION HONDA Toshihiro Mibe CEO』の刻印
関連:ホンダ、2021年F1日本GP “幻のトロフィー”を公開
カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング / F1日本GP / マックス・フェルスタッペン
最終戦F1アブダビGPでは、ファイナルラップでのバトルを制したマックス・フェルスタッペンが、2021年のF1ワールドチャンピオンに輝き、歴史に残る戦いでシーズンを締めくくった。ホンダF1にとっては1991年のアイルトン・セナ選手以来30年ぶりの栄冠となる。
残念ながら、F1は新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、ホンダF1のホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPは2年連続で中止となった。
ホンダは、F1日本GPのタイトルスポンサーを務める予定だった。F1のトロフィーは、その大会のタイトルスポンサーが制作する。ホンダはF1日本GPのために「オールHonda」の想いを込めてトロフィーを制作していた。
ホンダF1は、レッドブルとの成功した3年間を記念し、お別れの印としてF1日本GPの優勝トロフィーをマックス・フェルスタッペンに贈呈した。
2015年にF1復帰したホンダは、マクラーレンとの悲惨な3年間の後、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソ(現アルファタウリ)とパートナーシップを開始。2019年からレッドブル・レーシングへとパートナーシップを拡大した。
ホンダF1とレッドブル・レーシングのパートナーシップは16勝を達成。そのうちの15勝はマックス・フェルスタッペンによってもたらされた。
「高度なハイブリッド技術を使用した新PUレギュレーションの導入に伴い、我々は2015年からPUサプライヤーとしてF1に復帰し、今日まで7シーズン、合計141戦を戦ってきました」とホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史はコメント。
「他ののライバルに比べると短い開発期間で参戦したこともあり、参戦当初は非常に苦戦し、どん底と呼べるような時期も味わってきました」
「それでも、コロナ禍などの困難も乗り越えて、最終年となった今年は強力なライバルを相手にチャンピオンシップを戦うなど、世界の頂点をかけて戦うところまで来ることができました」
「苦境にあっても常に前を向きながら地道に開発を続け、数々のブレイクスルーを果たしてきたエンジニア・メカニックたち一人ひとりの努力が実を結んだと思っており、ホンダの意地を見せるとともに、技術力の高さを証明することができたと感じています」
マクラーレンとのパートナーシップは失敗に終わったが、山本雅史は、ホンダのF1プログラムへのマクラーレンの貢献に敬意を表した。
「もちろん、ここまで来られたのは、我々の力だけによるものではありません。一緒にチャンピオンシップを戦ってきたレッドブル・レーシングはもちろん、苦境にあった我々を明るさとともに迎え入れてくれたスクーデリア・アルファタウリ、今回のプロジェクトを一緒にスタートしたマクラーレン・レーシングや、常にトップを目指し全力を尽くしてくれたすべてのドライバーたちなど、誰一人を欠いても今日のホンダ F1に至ることはありませんでした。すべての仲間たちの情熱が、今のホンダ F1を築いてきました」
トロフィーには『ありがとう Max Verstappen 2021 WORLD CHAMPION HONDA Toshihiro Mibe CEO』の刻印
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