ホンダF1、3戦連続の全車Q3進出「最後まで全力で走り抜ける」と田辺豊治TD / F1メキシコGP 予選
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1メキシコGPの予選を振り返った。

エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われたメキシコシティGPの予選では、ホンダF1のパワーユニット勢4台がすべてQ3へ進出し、明日は3台がトップ5からのスタートとなる。

「今日のメキシコGP予選は、ホンダ勢の4台がQ3に進出し、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が3番手、ペレス選手が4番手と揃ってセカンドローを獲得しました」

「FP3までと比較して、ライバルが予選で大きくタイムアップをしてきたことや、2台ともにQ3最後のアタックでクリーンなラップを走れなかったことにより、やや難しいセッションになったとも思っています」

「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、昨日から調子のよさを見せており、今日の予選でもトップの2チームに次ぐ5番手と、いいポジションを得ることができています」

「PU交換のペナルティーによりグリッド降格が決まっている角田選手は、同様にペナルティーを受ける他のマシンよりも前でスタートすべく予選を戦い、3戦連続でQ3に進出して9番手のポジションを確保しました。マシンのペースはよいので、明日のレースでは多くのオーバーテイクが見られることを期待しています」

「このコースは1ラップの距離が短く、レースは71ラップとタフな戦いになりますが、ホンダ PUを搭載した4台のマシンがレースを最後まで全力で走り抜けるよう、準備を進めます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1メキシコGP