ホンダF1、3位表彰台を含めて3台が入賞 「前向きにとらえている」 / F1シュタイアーマルクGP 決勝
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイーマルクGPの決勝を振り返った。

F1シュタイアーマルクGPでは、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが今シーズン初となる3位表彰台を獲得。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは4位、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが10位とポイントを獲得。ピエール・ガスリーは15位だったが、ホンダのF1エンジンを搭載するマシンは全4台が完走を果たした。

「先週に続きレッドブル・リンクで開催された本日の第2戦に向けては、特に開幕戦でのアストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台のマシンのリタイア原因の解析および対策を、短い時間の中でチームと共に進めてきました。また、先週のレースデータを解析して、少しでも戦闘力を上げるべくセッティングの最適化も進めてきました」

「その中で迎えた本日のレースでは大きな問題は発生せず、ホンダPUを搭載した4台のマシンが完走を果たしました。 特に、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が今シーズン初となる3位表彰台を獲得したという結果はよかったと考えています。また、7番グリッドからスタートしたアルボン選手も粘りの走りで4位、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのクビアト選手が10位入賞と、それぞれポイントを獲得できたことも前向きにとらえています。ガスリー選手については7番グリッドといういいポジションでスタートし、レース序盤のペースもよかったものの、その後はマシンダメージによる影響でポジションを落とし、15位フィニッシュという残念なレースになりました。次のレースに期待したいと思います」

「来週末にはサーキットを変えてハンガリーでのレースが待っています。暑くなる予報も出ているようなので、クーリング設定なども含めて十分に対応を考えて臨みたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1オーストラリアGP / F1シュタイアーマルクGP