ホンダ | 2019年 F1モナコGP 予選レポート
ホンダは、F1モナコGPの予選でレッドブル・レーシングとスクーデリア・トロ・ロッソの4台全てが今季初めて予選Q3に進出するなど、決勝に向けて力強いリザルトを獲得した。
レッドブル・レーシングはトップに近いところで予選を続け、Q2ではマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。しかしながら、Q3では若干のトラフィックなどの影響もあり、明日のレースはメルセデスの2台に次ぐ3番グリッドからスタートすることになった。
一方のピエール・ガスリーは4番手のセバスチャン・ベッテルからわずか0.1秒及ばず5番手を獲得したが、Q2にて他車の走行を妨害したことによるペナルティで予選後に3グリッド降格が決定。明日は8番グリッドからスタートする。
週末を通していいパフォーマンスを見せてきたスクーデリア・トロ・ロッソはQ1とQ2でも力強い走りを見せ、2台がQ3進出。ダニール・クビアトのQ3のタイムは5番手のガスリーに対して0.2秒及ばないのみだったが、僅差の争いだったために8番手タイム。その後のガスリーのグリッド降格によりレースは7番グリッドからスタートする。
初めてのQ3進出となったアレックス・アルボンは10番グリッドを獲得した。
田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
「グリッドポジションが重要となるモナコGPで、今年初めての4台全てQ3進出、フェルスタッペン選手の3番グリッド獲得など、レースに向けてポジティブな予選結果になりました。いいパフォーマンスを見せたドライバーはもちろんですが、ここまでマシンを仕上げてくれた両チームに感謝しています。PUとしてもドライバビリティが重要になるこのサーキットでセッティングを合わせ込むことができました。明日は78周と長いレースになりますし、ストリートサーキットですので様々なことが起こりうるため、今晩さらに分析を進めてあらゆる事態に備えます。レースでは、まずは4台がきちんと完走し、いいレース結果を得られればと思っています」
アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
「初めてのQ3進出はうれしいのですが、木曜のフリー走行のようにいいリズムで走ることができず、簡単ではありませんでした。タイヤをうまく温められず、セッションの大部分で後方にいました。セクター3で遅れてしまったことでタイヤが冷えてしまい、1コーナーの飛び込みに自信がありませんでした。しかし、モナコで10番手というのはいい結果につながると思うので、満足しています」
ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
「今日の予選にはとても満足しています。僕とエンジニア達との間で、すばらしいチームワークを発揮できた結果だと思います。木曜日のフリー走行で感触がよくなかった部分をチームがしっかり分析し、僕がいいパフォーマンスを発揮できるよう、求めていた通りのセットアップにしてくれました。3戦連続でQ3進出となったので、自分のパフォーマンスに満足しています。明日も予選の結果を活かして、ポイントを獲得できたらと思います」
ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
「5番手に入れて、かなりいい予選だったと思います。あと0.1秒で4番手のセバスチャン(ベッテル)を超えられたのですが、すべてのセクターをうまくまとめることができず、予選のラップにはあまり満足していません。パフォーマンスがよくなっているように見えますし、まだまだ上を目指せると思います。エンジニアと協力して、限界まで攻められるマシンのバランスを見つけられるよう努力しています。明日は雨が降る可能性がありますが、本当に降るならば降ってくれてもいいかなと思っています。ここで雨が降れば面白い展開になるでしょう。ロングランではかなりいいペースなのですが、このサーキットで順位を上げる最大のチャンスはスタートだと思うので、そこで上位に上がれればと考えています。」
※ ピエール・ガスリーは予選後の裁定により3グリッド降格で決勝をスタート
マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
「エキサイティングな予選でしたし、3番グリッドは今の僕たちの力を最大限に出し切った上でのリザルトでした。チーム全員が非常に頑張って仕事をしてくれていたので、この結果を喜んでくれていたらと思いますし特にメカニックはすばらしい仕事をしてくれました。もちろん、レーシングドライバーとしてはポールポジションをとりたいところですが、現実をしっかり見なくてはいけません。Q2ではトップタイムになれてよかったですが、メルセデス勢にはまだ余裕があると分かっていました。Q3ではタイヤを温めきれず、タイムロスをしてしまいました。ただ、どちらにせよフロントローに並ぶには実力が足りていなかったと思います。全体的にマシンの調子はいいですし、さらなる改善のためにプッシュし続けていきます。このコースでオーバーテイクをするのは難しいので、レースで順位を上げることは非常に困難でしょう。しかし、メルセデス勢の近くにとどまっていられれば、戦略しだいでチャンスがあると思います。レースでどんな展開になろうと、最高の結果を得るために一生懸命努力します」
関連:【動画】 2019年 F1モナコGP 予選 ハイライト
カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1モナコGP
レッドブル・レーシングはトップに近いところで予選を続け、Q2ではマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。しかしながら、Q3では若干のトラフィックなどの影響もあり、明日のレースはメルセデスの2台に次ぐ3番グリッドからスタートすることになった。
一方のピエール・ガスリーは4番手のセバスチャン・ベッテルからわずか0.1秒及ばず5番手を獲得したが、Q2にて他車の走行を妨害したことによるペナルティで予選後に3グリッド降格が決定。明日は8番グリッドからスタートする。
週末を通していいパフォーマンスを見せてきたスクーデリア・トロ・ロッソはQ1とQ2でも力強い走りを見せ、2台がQ3進出。ダニール・クビアトのQ3のタイムは5番手のガスリーに対して0.2秒及ばないのみだったが、僅差の争いだったために8番手タイム。その後のガスリーのグリッド降格によりレースは7番グリッドからスタートする。
初めてのQ3進出となったアレックス・アルボンは10番グリッドを獲得した。
田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
「グリッドポジションが重要となるモナコGPで、今年初めての4台全てQ3進出、フェルスタッペン選手の3番グリッド獲得など、レースに向けてポジティブな予選結果になりました。いいパフォーマンスを見せたドライバーはもちろんですが、ここまでマシンを仕上げてくれた両チームに感謝しています。PUとしてもドライバビリティが重要になるこのサーキットでセッティングを合わせ込むことができました。明日は78周と長いレースになりますし、ストリートサーキットですので様々なことが起こりうるため、今晩さらに分析を進めてあらゆる事態に備えます。レースでは、まずは4台がきちんと完走し、いいレース結果を得られればと思っています」
アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
「初めてのQ3進出はうれしいのですが、木曜のフリー走行のようにいいリズムで走ることができず、簡単ではありませんでした。タイヤをうまく温められず、セッションの大部分で後方にいました。セクター3で遅れてしまったことでタイヤが冷えてしまい、1コーナーの飛び込みに自信がありませんでした。しかし、モナコで10番手というのはいい結果につながると思うので、満足しています」
ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
「今日の予選にはとても満足しています。僕とエンジニア達との間で、すばらしいチームワークを発揮できた結果だと思います。木曜日のフリー走行で感触がよくなかった部分をチームがしっかり分析し、僕がいいパフォーマンスを発揮できるよう、求めていた通りのセットアップにしてくれました。3戦連続でQ3進出となったので、自分のパフォーマンスに満足しています。明日も予選の結果を活かして、ポイントを獲得できたらと思います」
ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
「5番手に入れて、かなりいい予選だったと思います。あと0.1秒で4番手のセバスチャン(ベッテル)を超えられたのですが、すべてのセクターをうまくまとめることができず、予選のラップにはあまり満足していません。パフォーマンスがよくなっているように見えますし、まだまだ上を目指せると思います。エンジニアと協力して、限界まで攻められるマシンのバランスを見つけられるよう努力しています。明日は雨が降る可能性がありますが、本当に降るならば降ってくれてもいいかなと思っています。ここで雨が降れば面白い展開になるでしょう。ロングランではかなりいいペースなのですが、このサーキットで順位を上げる最大のチャンスはスタートだと思うので、そこで上位に上がれればと考えています。」
※ ピエール・ガスリーは予選後の裁定により3グリッド降格で決勝をスタート
マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
「エキサイティングな予選でしたし、3番グリッドは今の僕たちの力を最大限に出し切った上でのリザルトでした。チーム全員が非常に頑張って仕事をしてくれていたので、この結果を喜んでくれていたらと思いますし特にメカニックはすばらしい仕事をしてくれました。もちろん、レーシングドライバーとしてはポールポジションをとりたいところですが、現実をしっかり見なくてはいけません。Q2ではトップタイムになれてよかったですが、メルセデス勢にはまだ余裕があると分かっていました。Q3ではタイヤを温めきれず、タイムロスをしてしまいました。ただ、どちらにせよフロントローに並ぶには実力が足りていなかったと思います。全体的にマシンの調子はいいですし、さらなる改善のためにプッシュし続けていきます。このコースでオーバーテイクをするのは難しいので、レースで順位を上げることは非常に困難でしょう。しかし、メルセデス勢の近くにとどまっていられれば、戦略しだいでチャンスがあると思います。レースでどんな展開になろうと、最高の結果を得るために一生懸命努力します」
関連:【動画】 2019年 F1モナコGP 予選 ハイライト
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