F1 ホンダF1
ホンダF1は、レッドブル・レーシングとの緒戦となる2019年の開発戦F1オーストラリアGPでパワーユニットがすぐにトップレベルで戦えると自信を感じている。

マクラーレンとの3年間では信頼性とパフォーマンスを向上させることに苦労したホンダだったが、昨年はトロロッソとのパートナーシップで強力な進歩を果たし、レッドブル・レーシングにルノーからホンダへと乗り換えさせることを決意させた。

レッドブル・レーシングは、すでにホンダのF1パワーユニットがルノーの性能を上回っていると宣言している。

ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、2019年型F1パワーユニットの開発は正しい方向に向かっていると語る。

「我々はあまり特定のタイムについては言いたくはないですが、メルセデスとフェラーリはルールのグレーな領域に関する知識をたくさん持っており、まだ我々の前にいます」と山本雅史はコメント。

「しかし、4年間の開発と努力の結果、我々は今、正しい方向性、どこに進むべきかを見い出していると思っています。昨年、もしくは2年前よりもはるかに明確になっています。ですので、我々は開発のスピードを上げていけると考えています」

ホンダは、2019年にむけて過去2年間で採用してきたエンジン設計を進化させることを選択しており、それらの問題が繰り返されることはないと考えている。

ホンダは、まだ現行のエンジン設計には未開発のポテンシャルがあると感じており、このエンジン時代で初めて同じエンジンコンセプトでの3年目をスタートさせる準備を整えている。

ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、昨年11月のアブダビGPで「実を言うと、我々はまだコース上で最新仕様から学んでいるところです」と述べていた。

「それは必ずしも良いことではありませんが、ダイナモですべてのことを理解するのは少し難しいです。だからこそ、我々はエンジニアはここにいるんです。我々は開発の一部です。さくらとこことの間で多くのことをフィードバックしています。最新仕様には開発間でやりとりできることがたくさんあります」

ホンダの2019年F1パワーユニットでは予選アタックで追加のパワーブーストを得ることができる“パーティモード”と呼ばれているセッティングが可能になるとされている。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1