ホンダF1育成の福住と牧野、来季はスーパーフォーミュラに専念との報道
ホンダF1の育成ドライバーである福住仁嶺と牧野任祐は、2019年はF2に戻らず、日本でのスーパーフォーミュラ参戦に専念すると Autosport が報じている。

今年、福住仁嶺は Arden、牧野任祐は Russian Time からF2に参戦。福住仁嶺に関してはF2と並行して TEAM MUGEN からスーパーフォーミュラにも参戦していた。

ヨーロッパF3選手権を得てF2に参戦する牧野任祐は、モンツァのフィーチャーレースで優勝してランキング13位。福住仁嶺は17位に位置しており、現状では二人ともF1参戦に必要なスーパーライセンスポイントは獲得できない。

ホンダはどちらのドライバーも2019年にF2に参戦させないことを決定したという。また、これによりスーパーフォーミュラの各チームのドライバーラインナップには大きな変動が見られることになるという。

まず、牧野任祐はNakajima Racingに参戦し、ベルトラン・バゲットとチームを組みという。元F1ドライバーのナレイン・カーティケヤンは、スーパーフォーミュラに参戦せず、SUPER GTに転向するという。

そして、福住仁嶺は、Dandelion Racingに加入。今年TEAM MUGENでチャンピオンを獲得した山本尚貴が移籍してチームを組むという。逆にTEAM MUGENには野尻智紀が加入するという。

今年、Dandelion Racingからスーパーフォーミュラに参戦した松下信治は、ホンダからは独立し、2015年から2017年に参戦したF2に復帰することを目指しているという。

TEAM MUGENは、レッドブルカラーの1台を走らせることを望んでおり、先週マカオGPを制したダニエル・ティクトゥムがフル参戦すると予想されている。今年、ティクトゥムはF2に参戦する福住仁嶺の代役としてTEAM MUGENで2レースを戦っている。

また、F3チームとパートナーシップを組むB-Max Racingは、1台をレッドブルカラーで走らせることになるが、まだ誰がドライブするかは未定だとされている。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / スーパーフォーミュラ