F1 ホンダF1 ロシアGP
ホンダF1は、F1ロシアGPでピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの2台のマシンに“スペック3”エンジンを含めたアップグレード版パワーユニットを投入することを確認した。

ホンダF1は、今年6月に内燃エンジンのパフォーマンス向上を図った大幅なアップグレードを投入。その後も“スペック3”エンジンの開発を進めてきた。

今回のアップグレード版パワーユニットは主に“スペック3”エンジンが中心だが、他のパーツも含まれていると考えられている。ホンダが導入する新しいパワーユニットコンポーネントは今週後半にFIAによって発表される。

ホンダは9月27日(木)、F1ロシアGPでトロロッソ・ホンダの2台のクルマがグリッド降格ペナルティを受けることになることを明らかにした。

「我々はここソチで2台のクルマにいくつかパワーユニットのアップグレードを投入する」とホンダF1は公式Twitterで明らかにした。

「我々は長期的により多くのパフォーマンスを見据えており、ここでのペナルティは短期的なものだ」

Auto Motor und Sport は、ホンダの“スペック3”版パワーユニットは35馬力アップを果たし、馬力においてルノーを上回ると報じている。

今回、ロシアでアップグレード版パワーユニットを投入することで、トラブルがなければ、ホンダのホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPでは、トロロッソ・ホンダの2台はペナルティを受けずにパワーアップしたF1パワーユニットを搭載できる。

トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーは、新しいエンジンがどれくらい大きなステップを果たしているかはわからないが、注目に値するものであることを期待していると語る。

「そこからどれくらいポジティブなものが得られるかは様子を見てみなければならないけど、いくらか洞察を得られるだろう」とピエール・ガスリーはコメント。

ホンダの“スペック3”エンジンがルノーをパワー面で上回って0.5秒のゲインを得るとの噂について質問されたピエール・ガスリーは「正直、それはまだ正確な数値ではない。エンジン面がアップデートに過ぎない」とコメント。

「明日コースに出てみるまでどうなるかはあまり言いたくはない。アップデートなので、ポジティブなはずだ」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1ロシアGP