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ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第8戦 フランスGPへの意気込み、舞台となるポール・リカール・サーキットにおけるパワーユニットの対策について語った。

2019年からのレッドブル・レーシングとのF1パワーユニット供給契約の決定が話題のホンダだが、今週末はトロロッソ・ホンダとしてF1フランスGPに挑む。

ホンダは、前戦カナダGPでパワーユニットにパフォーマンスアップデートを投入。1周あたり0.3秒、馬力にして20馬力の改善を果たしたとされている。

10年ぶりに復活するF1フランスGPの舞台となるポール・リカール・サーキットは、ロングストレートと低速コーナーが組み合わせたコース。田辺豊治は、パワーユニット的にはF1アゼルバイジャンGPの舞台となったバクーに似たエネルギーマネジメント特性を持っていると予想している。

「今回は久しぶりにフランスでのF1開催になります。ポール・リカール・サーキットは過去に改修されてその姿を変えてはいるものの、私が以前訪れたときからその特徴は大きく変わっていません」と田辺豊治はコメント。

「レイアウトとしてはロングストレートと低速コーナーの組み合わせになっており、エネルギーマネジメントの観点では、アゼルバイジャンと似た特性が予想されます」

「現行レギュレーション下での初走行ですので、実際の走行パターンにスピーディーに対応できるよう、十分に準備をして臨みたいと思います」

「また、このサーキットは山頂近くにあり、強い風が予想されます。従って、シャシーやエアロのセットアップにとってもチャレンジングな週末となりそうです」

「ただ、ガスリー選手にとってはホームレースになりますし、チームとしてよいレースができるように準備を進めます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1フランスGP