ホンダF1 イギリスグランプリ マクラーレン
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イギリスGP初日を振り返った。

ホンダは、F1イギリスGPに前戦で投入したアップグレード版の“スペック3”パワーユニットを準備。フェルナンド・アロンソがフリー走行2回目に9番手タイムをマークするなど、トラブルフリーの有望なスタートを切った。

「イギリスらしくあまりスッキリとしない天候で始まったグランプリ初日ですが、曇りがちで気温が低い中でも、たくさんのファンが熱心に声援を送る姿を見ると、さすがF1の本場だなと感じます」と長谷川祐介はコメント。

「今日はFP1、FP2ともに大きなトラブルなく一日を終えることができました。両ドライバーとも、ベストな車高や空力バランスを見つけるべく、順調にプログラムを消化できたと思います」

「まだ初日のみなので確実なことは言えませんが今日の走りからは、ポジティブな手応えを得ています。イギリス特有の予測不能な天候に対する懸念はありますが、どんな状況にも対応できるよう、明日に向けて万全の準備を進めます」

「母国グランプリですし、明日の予選では両ドライバーともに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると期待しています」

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「まず初めに、今年もイギリスで大勢の観衆の前で、F1を開催できるのはすばらしいことだ」とコメント。

「水曜日にロンドンで行われたイベントが成功を収め、それに続く今日のフリー走行では、グランドスタンドやコースの横で何万人ものサポーターの方々がセッションを観戦していた。そんな皆さんの姿をみるのは、本当にうれしいものだ」

「今日自分たちが達成したことには、かなり満足できると思っている。この非常に厳しく、難しいサーキットで、マシンのバランスをうまく取り、快適にドライブできるようにするために、チーム全員がすばらしい仕事をしてくれた」

「ただ我々にとっては、やはり難しい週末になる。パワーが制限されるコースであり、フェルナンドはグリッド降格ペナルティーを受ける。それでも、今日は前向きなスタートを切ることができた」

「熱心に応戦してくれるファンの皆さんのスピリットと情熱に応えるためにも、今週末になにかを達成できることを願っている」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1イギリスGP