ホンダ マクラーレン F1 スペインGP
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1スペインGPにむけて豊富を語った。

今年、ホンダの新型F1パワーユニットにはプレシーズンテストからトラブルが多発。シーズンが開幕してもトラブルは解消されず、バーレーンではストフェル・バンドーン、ロシアではフェルナンド・アロンソがレースをスタートすることさえできなかった。

ストフェル・バンドーンは、F1ロシアGPで5基目のターボチャージャーとMGU-Kを導入し、全ドライバーで最初のパワーユニット交換によるグリッドペナルティを科せられている。

「シーズン序盤に欧州以外で開催するフライアウェイレース4戦を終え、今度はヨーロッパラウンドを戦うためにスペインに向かいます」と長谷川祐介はコメント。

「ここ数戦はいくつかの信頼性の問題を抱え、難しいレースが続いていますが、この状況を打開するために、現在チームは信頼性とパフォーマンスの向上を目指して懸命に開発を続けています」

「カタルニア・サーキットは、さまざまなタイプのコーナーが入り混じったテクニカルなサーキットです。パワーサーキットとして知られていたここまで数戦のサーキットとは異なる特徴を持っており、パワーユニットに対しては負担が少ないと考えています。最も大事になるのはマシン全体のバランスだと思うので、プラクティスの時間を最大限に利用し、マクラーレンと協力してセッティングを進め、ベストなバランスを見つけられればと思います」

「この後に続くヨーロッパラウンドでいい流れを作るためにも、まずはここスペインでいいレースをする必要があります。また、フェルナンドにとってはホームレースになりますし、彼が母国の観衆の前でいいパフォーマンスを見せられるよう、レース前の準備にベストを尽くします」


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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム / F1スペインGP