ホンダ F1
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久は、トークンを利用してアップグレードされたパワーユニットによって“明確なステップ”を果たしたと自信をみせている。

今週FIAは、ホンダが2トークン、フェラーリが3トークンを利用してパワーユニットに改良を加えたことを発表。AUTOSPORT によると、ホンダはMGU-Hに焦点を置いた改良を行ったという。

「ここはロングストレートとヘビーブレーキングがある非常に難しいサーキットですし、エネルギー展開が非常に難しいです」と新井康久はコメント。

「ですが、今日を終えて、我々は非常に良いフィーリングを得ています。今週末だけでなく、今後のレースに関してもポジティブです。かなり満足しています」

「現時点では期待通りです。シーズン末までにトップチームを捕えるという目標を達成していけることを期待しています」

「今回のレースにむけて我々はポジティブなステップを果たしたと感じています。モナコと比較して改善しています」

新井康久は、残りの7トークンの利用については、まだ議論が行われていると述べた。

「具体的なプランはありません。決定を下すのは非常に難しいです」

「我々には7トークンが残っていますし、どのエリアがそれらのトークンを必要としているかをまもなく決定しなければなりません。しかし、まだプランはありません」

マクラーレン・ホンダは、フリー走行1回目でフェルナンド・アロンソが9番手タイムを記録。ジェンソン・バトンは序盤にギアボックストラブルに見舞われて15番手タイムだった。雨が予報されたフリー走行2回目では、マクラーレン・ホンダは、スーパーソフトタイヤでセッションをスタートし、フェルナンド・アロンソが15番手、ジェンソン・バトンが18番手だった。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム