ニック・ハイドフェルド:インタビュー
冬のテストが完了しましたが、どれくらい発展したと思いますか?
ドライバーとして、F1チームがお互いにどのくらい位置にいるかわからないのは久しぶりだ。トップチームのテスト結果は、単純に結論を出すには複雑すぎるね。我々に関しては、バレンシアで初走行してから大きく進歩したよ。

トラクションコントロールとエンジンブレーキコントロールがなくなることはどう影響しますか?
すべてのドライバーが最新のF1マシンがトラクションコントロールなしでどう反応するかを見つけ出すために本当に熱心だった。でも、それが我々の仕事だ。また、テストではウェット路面でマシンを走らせた。トラクションコントロールなしのマシンをドライブするのはとても楽しいよ。ドライバーにとってチャレンジングだし、そっちの方が好きだね。

2008年の個人的な目標は?
自分自身とBMWザウバーF1.08から最大限を引き出して、ミスを最小限におさえ、ドライバーとして発展し続けたいね。

9月にはF1で初となるナイトレースがシンガポールで開催されます。しかし、すでに夜間で更なるレースを開催するという考えが広まっています。この可能性をどう考えますか?
新しいこと全てが好きだから、シンガポールでどんなレースをして、どんな雰囲気になるか、待ち切れないよ。レーストラックはまるで昼間のようにイルミネーションに照らされる計画だね。かつて夜にドライブしたル・マン24時間とは比較できないだろうね。

メルボルンへの意気込みは?
開幕レースはいつも特別さ。メルボルンのストリートサーキットと常設サーキットの中間のようなサーキット特性はとても好きだね。レースのために絶えず使われているサーキットではないから、特に最初のプラクティスセッションのときはかなりグリップが低いんだ。トラクションコントロールとエンジンブレーキコントロールがない状態は、とてもチャレンジングだろうね。さらに過去にはときどき天候がサプライズをもたらした。私にとって、オーストラリアは旅行先としても大好きな場所だし、レースの前に2、3日の休暇をとるつもりだ。基本的に、やっとはじまるシーズンが本当に楽しみにしているよ。

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カテゴリー: F1 / ニック・ハイドフェルド / BMW