ルイス・ハミルトン フェラーリF1電撃離脱説を一蹴「僕は長期的にここにいる」
今週末のF1カナダGPを前に、フェラーリを巡る憶測が飛び交っている。

チーム代表のフレデリック・バスールは、職を守るために深刻なプレッシャーにさらされていると噂されており、シャルル・ルクレールもフェラーリへの信頼を失いつつあると報じられている。契約には成績不振時に離脱可能な条項があるとされ、チームの不調によって移籍の可能性が浮上している。

そしてルイス・ハミルトンの低調なパフォーマンスも、将来への疑問を呼んでいる。

F1スチュワードのデレク・ワーウィックは、ハミルトンがすでに引退を考え始めている可能性に言及した。

ワーウィックはPlejmoにこう語った。

「マシンで最も重要なのはおそらくステアリングホイールだ。調整項目が非常に多く、もしかしたら彼はまだ完全に使いこなせていないのかもしれない。

僕はルイスにレースで勝ってもらいたいし、世界タイトル争いに加わってほしいと思っている。彼はそれに値するし、8回目のタイトルもふさわしい。

でもそれが今年起きることはない。そして今のような状況が続けば、彼はすでに引退を考えているのではないかと僕は思っている」

「疑いは一切ない」
ハミルトンにとってフェラーリでのキャリアのスタートは、計画通りには進んでいない。

上海ではポールポジションとスプリント勝利という輝きも見せたが、全体的にはチームメイトのルクレールに後れを取っている。

ルクレールは9戦で3度の表彰台を獲得している一方で、ハミルトンの最高位はイモラでの4位にとどまっている。

とはいえ、こうした結果は主に2025年型フェラーリマシンの競争力不足によるものであり、ハミルトンはフェラーリへの忠誠とコミットメントを改めて強調した。

「僕がレースを続けるかどうかを巡ってストーリーを書いている人たちへ。僕はフェラーリでキャリアを始めたばかりだ。ここには数年契約で来ているし、長期的に腰を据えるつもりだ」

「自分の頭の中がどこにあるか、このチームとともに何を成し遂げようとしているかに疑問の余地はない。疑いは一切ない。だから、でっち上げるのはやめてほしい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ