ルイス・ハミルトン F1決勝雨予報に「フェラーリのウェットボタンってどれ?」

フェラーリデビュー戦でチームメイトのシャルル・ルクレールに次ぐ8位で予選通過したハミルトンは、メルセデスエンジン搭載のマシンでF1キャリアを過ごしてきたが、スクーデリア/・フェラーリに移籍した今年は、新しいチームに慣れるためにいくつかのスイッチに不慣れだと語った。
「ヤバっ! ウェットコンディションでこのマシンを運転したことは一度もない」とハミルトンは土曜日に語った。
「明日、どのボタンを押せばいいのかわからないので、それも新しい経験になるだろう」
「僕はずっと長い間使っていなかったブレンボのブレーキを使っている。だから、ウェットコンディションでのブレンボの挙動や、このマシンにどんなセッティングが必要なのかわからないんだ」
アルバート・パークでは明日、ウェットコンディションになる可能性が70%と予報されている。
「予選で8位だと、ウェットコンディションを期待するが、ウェットコンディションでマシンを学ぶには3周しかなく、その後はレースに出なければならない」とハミルトンはF1ドライバーがレース前にグリッドに向かう際に許される周回数を指して語った。
「システムにショックが走るだろうけど、その場で学び、全力を尽くすつもりだ」
ルイス・ハミルトンはすでに、メルセデスでの長年の経験から慣れ親しんだシフトチェンジやクラッチ、ギアチェンジのパドル操作を取り入れ、フェラーリのステアリングホイールのレイアウトを調整している。しかし、フェラーリに「自信」を見出すのは「ゆっくりとしたプロセス」だったと認めている。
「マシンに問題があり、ピットに戻ってきたとき、通常であれば経験から『よし、ここから改善しよう』と言えるんだけど、今はどのツールを使えばいいのかわからない」とハミルjトンは語った。「
だから、初めてエンジニアたちに頼っている。彼らは素晴らしい仕事をしてくれている」

ウェットセッティングに加え、ハミルトンはマシンについてまだ探究していない項目がいくつかある。
「まだ試したことのないツールがたくさんあって、『これは何をするものなのか?』と疑問に思うことがある」
「ブレーキングとコーナーごとのバランスは、以前乗っていた(メルセデス)のものとかなり異なる。機械的なバランスシフトはかなり異なり、高速バランス、低速バランスもかなり変化している」
こうした課題やルクレールに常に遅れをとっていたにもかかわらず、ハミルトンは週末を通して「ラップごとに、セッションごとに改善が見られた」と語った。
「シャルルにずっと遅れをとっていた。彼は最初からずっと速かった」とハミルトンは語った。
「彼はマシンの性能を把握していたけど、僕は週末を通して徐々にその性能に近づいていった。そして、最終的にはかなり近づくことができたと思う」
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