ルイス・ハミルトン フェラーリのF1マシンで満足のコックピット位置をゲット
ルイス・ハミルトンは、フェラーリの新しいF1マシンに「不満はない」と報じられている。

7度のワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンは、12年間在籍したメルセデスからフェラーリに移籍し、初のフルシーズンに臨む。

ルイス・ハミルトンは、F1で最も有名で象徴的なチームの一員として、来週末のオーストラリア・グランプリで待望のレースデビューを果たす。

ルイス・ハミルトンがフェラーリでどのようなパフォーマンスを発揮するのか、また、メルセデスでの苦しい最後の数シーズンを経て、今年、記録破りの8度目の世界タイトル獲得に挑むことができるのか、大きな関心が寄せられている。

ルイス・ハミルトンは、新しいチームに慣れ、自身のドライビングスタイルや好みに合わせて必要な変更を加えるため、最近ではフェラーリのマシンで広範囲にわたるテストプログラムに取り組んできた。

Sky Sports F1のピットレーンレポーター、テッド・クラビッツによると、ルイス・ハミルトンはチームとフェラーリの新車への適応において、心強い進歩を見せているという。

「ハミルトンはメルセデスよりもフェラーリの運転を楽しんでいるという非常にポジティブな兆候が見られる」とクラビッツはSky Sports F1の番組で語った。

「コックピット内のドライバーのポジショニングという点では、ハミルトンは望んでいたものを手に入れたと思う。どの面でも不満はない」

「重要なのは、彼が、自分の後ろにいるデザイナーやチームがチャンピオンシップを勝ち取るだけの実力を持っていることを認識していることだ。そして、今年のチャンピオンシップを勝ち取るために、マシンを開発し、ライバルたちを凌駕するのに必要なものはすべてチームにあると認識している」

「だから、たとえフェラーリがシーズン序盤でレースに勝てなかったとしても、ルイス・ハミルトンはレースに勝てるようになり、ペースセッターが誰であろうと追いつけるようになるだろうと確信している」

ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリバーレーンでフェラーリ2025年型F1マシンを運転するルイス・ハミルトン

ハミルトンはフェラーリについて、どのようなことを語っているのだろうか?
バーレーンでのプレシーズンテスト中にハミルトンは、フェラーリの2025年型マシンと「徐々に絆を深めている」と語った。

40歳のルイス・ハミルトンは、SF-25のステアリングを握ったのは1日半だったが、来季に向けた新しいマシンとの重要な時間を過ごした。

「まだ時期尚早かもしれないけど、このマシンは本当に素晴らしい。徐々にマシンと絆が深まっていると思う」とハミルトンは語った。

「今のところ、このマシンを運転するのは本当に楽しい」

「現時点では、まだ探求の余地が残されている。少しずつ、毎回少しずつ改善しているところだ」

「すべての設定がまったく異なる。ブレーキのバイアスやその他の類のものも、以前のチームとはかなり異なっている」

「以前のやり方を忘れるというよりも、ある意味で、この新しい運転方法を再学習し、マシンがどう運転されるのが好みなのかを学んでいるところだ」

「マシンは、これまでとは違った運転の仕方を好む。それを学ぶのは本当に楽しい旅だ。でも、今のところは、間違いなくマシンが僕の下にあると感じている。マシンが僕のインプットに反応していると感じている。まだやるべきことはたくさんある」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ