マックス・フェルスタッペン「2027年もF1継続」 レッドブル残留には含み
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、オランダ紙『De Telegraaf』の独占インタビューで、2027年もF1参戦を続ける意思を明言した。一方で、将来的な所属チームについては「急ぐ必要はない」と語り、レッドブル残留を断言することは避けた。

2026年F1カナダGPを前に行われたロングインタビューで、フェルスタッペンは2027年以降の将来、GTレース参戦への思い、父親としての考え方、そして元F1ドライバーのフアン・パブロ・モントーヤへの不満まで率直に語った。

フェルスタッペン「2027年もF1に残る」
インタビューの中で、フェルスタッペンは2027年もF1に残るのかと問われ、「もちろんだ」と即答した。

「もちろんだ。よほどおかしなことが起きない限りね。でも、そうなるとは思っていない。我々全員が約束を守ってくれることを願っている。でも、僕がF1に残ることは断言できる」

その背景には、2027年以降に議論されているF1パワーユニット規則の変更がある。現在議論されている“60:40”構想についても言及した。

「内燃機関と電動の比率は、おおよそ60対40になる。サーキットによって多少変わるけどね。まだ完璧ではないけど、良い方向への一歩だ。少なくとも今の状況よりは改善される」

レッドブル残留には慎重姿勢
一方で、レッドブルとの将来については慎重な姿勢を崩さなかった。

「急ぐ必要はない。理想を言えば、人生ずっとレッドブルと関わっていたい。それは以前から言っていることだ。でも、その決断を今日や明日にする必要はない」

「ここで続けるにしても、別の場所に行くにしても、F1契約だけの話じゃない。ほかのプロジェクトも含めて考えているし、その件についてはレッドブルとも話をしている。僕自身はすごく落ち着いている。必要以上にドラマチックにする必要はない」

最近再燃しているメルセデス移籍説について直接言及することはなかったものの、「別の場所」という表現は将来的な可能性を完全には否定しなかった。

GT3レースへの情熱は隠さず
フェルスタッペンは、先日ニュルブルクリンク北コースでGT3マシンをドライブした際の経験にも触れ、現在のF1より純粋な楽しさを感じていることを認めた。

「GTレースでは、ああいった義務がない。F1では周囲の対応もしなければいけないし、時にはそれを少し重く感じることもある」

「ノルドシュライフェでは、本物のレースをしている感覚がある。オーバーテイクも作られたものではないし、すごくピュアだ。荒々しくて容赦がない」

また、将来的にはデイトナ24時間レースやニュルブルクリンク24時間レースへの参戦にも強い関心を示した。

「本当にやってみたい。もし来年のニュルブルクリンク24時間が再びF1と被らないなら、また走りたい」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

モントーヤの批判には怒り
フェルスタッペンは、自身のF1批判を理由に“出場停止処分を受けるべき”と発言したフアン・パブロ・モントーヤにも反応した。

「彼の問題が何なのか分からない。あれだけくだらないことを話す人間とは、本当に関わりたくない」

「F1のマネジメントが、ああいう人物に仕事を与えていることが理解できない。パドックにいてほしいタイプではない。みんなと違うことを言って注目を集めたいだけだろう」

父親としての価値観も語る
2025年に娘リリーが誕生して以降、フェルスタッペンは生活スタイルも変わったと語った。

「一番大事なのは、彼女が自分らしくいることだ。何を好きになるか、何をしたいかは自分で決めるべきだと思う」

「親が子どもを特定の方向へ押し込むべきではない。スポーツを経験させることはいいことだけど、最後は本人が決めるべきだ」

また、娘のプライバシーについても慎重な考えを示した。

「今は彼女を表に出したくない。将来、自分で決めればいい。だから今はパドックにも連れて来ていない。小さい子どもには、何も気にせず過ごせる人生が必要だと思う」

さらに、自身が幼少期に父ヨス・フェルスタッペンがF1遠征で家を離れることを嫌がっていた思い出も明かした。

「父がF1のために出掛けるのが本当に嫌だった。時には裏口からこっそり出ていったこともあった。僕が泣いてしまうからね」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1カナダGP