ルイス・ハミルトン フェラーリF1移籍で腕には5000万円のリシャール・ミル
ルイス・ハミルトンが遂にフェラーリの赤いスーツを身にまとい、それとともに彼を取り巻くブランドも変化した。 昨年いっぱいまで、メルセデスと提携関係にあるスイスのブランド、IWCの時計のアンバサダーを務めていた7度の世界チャンピオンは、今ではリシャール・ミルの時計を身に着けている。

フェラーリのF1マシンで初走行を前に、ルイス・ハミルトンはフェラーリが投稿したビデオの中で、マラネロのエンツォ・フェラーリ邸宅から姿を現した。

ルイス・ハミルトンは、市場価格32万ドル(約5000万円)の貴重なリシャール・ミルRM 67-02「イタリア・エディション」を身に着けているのが見られた。

ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍は、リシャール・ミルにとって間違いなく大きな商業的成功である。現在、グリッド上で最も人気のある2人のドライバー、つまり8度のグランプリウィナーであるシャルル・ルクレールとともに、リシャール・ミルは間違いなく最も人気のある2人のドライバーを抱えている。

リシャール・ミルはフェラーリ以外にも、マクラーレンとも関係がある。25年の歴史を持つこのブランドにとって、今年はスポンサー契約を結んでいる両チームが選手権で戦う可能性が高く、良い時期であると言えるだろう。これにより、ライバル企業と比較して、より高い知名度を得られる可能性が高い。

高級時計メーカーは、F1のスポンサーシップにおいて重要な役割を果たしている。ロレックス、タグ・ホイヤー、IWC、リシャール・ミル、H.モーザー、ジラール・ペルゴ、チュードルといったメーカーは、高級時計を購入できるファン層の注目を集めるために投資を行っている。

それでも、リシャール・ミルの役員会は、ルイス・ハミルトンがマラネロで受けた歓迎ぶりに満足しているだろう。フェラーリの新しいドライバーは、2つの最大の勢力が究極の栄光のために団結したときに何が起こり得るかを想像させる。



ファンに感謝の意を表すハミルトン
水曜日の朝、フィオラノのフェラーリ専用トラックの外には、多数のファンが集まった。 霧の中からルイス・ハミルトンがSF-23のステアリングを握って姿を現すと、ファンは興奮の声を上げた。

イタリア人ジャーナリストのマラ・サンジョルジオは、「フィオラノでドライバーのデビュー戦にこれほど多くの人が集まったのは、13年間で初めてのことだ」と述べた。一方、ルクレールの名前を叫ぶファンもいた。

走行後、ルイス・ハミルトンはファンの存在とサポートに感謝の意を表した。また、ハミルトンの母であるカルメン・ラルバレステリも姿を見せ、ファンに挨拶する息子を写真に収めていた。

したがって、ファンとの関わりという点では、ハミルトンのフェラーリでの最初の数日間は成功だったと言えるだろう。そして、イタリアチームが彼を取り巻く期待感を煽ったことは、すべて価値のあることだった。

ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / スクーデリア・フェラーリ