ルイス・ハミルトン F1バーレーンGP予選「レースペース重視で1発を犠牲」 メルセデス
ルイス・ハミルトンは、2024年F1第1戦バーレーンGPの予選で9番グリッドを獲得した後、レースペースを向上させるために予選でのパフォーマンスを犠牲にしすぎたかもしれないと語った。

昨日のプラクティスではチームメイトを抑えて2番手だったハミルトンだったが、ジョージ・ラッセルが3番グリッドを獲得したのに対し、5列目に並ぶことになった。

「ジョージのポジションと、ジョージが今日見せたペースは、チームの真の証であり、みんなが冬の間にどれだけハードワークしてきたかを証明するものだと思う」とハミルトンはSkyに語った。

「戦えるマシンを手に入れたことは、僕たちにとって素晴らしいことだ。まさに僕たちドライバーに火と炎を灯してくれる」

「僕に関しては、(レースエンジニアの)ボノやみんなが素晴らしい仕事をしてくれた。ただ、予選では苦労した。今日は全般的に」

「昨日は本当に良かった。ジョージと僕は同じセットアップだったんだけど、彼は左に、僕は右に行った。右はシングルラップでは確かに良くなかったと思うけど、燃料が多い方が快適だったので、それが明日に反映されることを期待している」。

セットアップについて、ハミルトンは「間違いなく望んでいた以上の犠牲を払った」と語った。「明日はそれが報われることを願っている」

「どうなるか見てみよう。前を行く速いクルマたちを抜き去るのは大変な作業だ。でも、きっと楽しいよ」

ルイス・ハミルトン F1 バーレーンGP メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

3番手のラッセルと9番手のハミルトンの差はわずか0.225秒。チーム代表のトト・ヴォルフは、ハミルトンのスタート位置が低いのは「ほんのわずかな差」の問題だと語った。

「タイヤが最適なウインドウに入れば、その10分の2の差で勝負は決まる」とヴォルフはコメント。

しかし、ヴォルフはプラクティスでの好調ぶりを受けて、チームはもっと期待していたいたことを認めた。

「P3は悪くないと思う。ポールポジションからコンマ3秒差だったし、もう少しペースがあると思っていた。昨日の方が良さそうに見えたが、明日のレースに向けてクルマをいい状態に持っていくことができた。少なくともこれが私たちが望んでいることだ」

「セットアップの変更が今日のパフォーマンスに貢献したと思う。予選の最初のほうは、明日のレースのためにパフォーマンスを落としすぎたかもしれないと思っていた。だが、最後のほうはジョージに関してはうまくいった」

「明日はもっと良くなるはずだが、まだこのクルマについて学んでいる最中だ」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / F1バーレーンGP