ルイス・ハミルトン F1ラスベガスGP初日 「オーバーテイクは厳しそう」
ルイス・ハミルトンは、2023年F1第22戦ラスベガスGP初日のフリー走行を9番手タイムで終了。新しいラスベガス・ストリップ・サーキットの初体験を楽しんだが、土曜日のレース中に追い越しが難しくなるのではないかと懸念している。

木曜日の夜、F1はこのトラックで最初のプラクティスを行ったが、ストリップのバルブカバーが2台のマシンに大きなダメージを与えたため、プラクティスは短縮された。結局、プラクティスは予定より2時間半遅れて金曜日の真夜中に再開された。

新しいサーキットのグリップレベルは予想通り低いものだったが、90分に及ぶ2回目のセッションでドライバーたちはコンディションが改善したことに気づいた。ハミルトンは、この「非常にチャレンジング」なコースでの初走行を楽しんだと語った。

「信じられないほど速いし、すごく楽しい」とハミルトンは語った。「今日はとても楽しかった」

「今日はとても楽しかった。P1で起きたことは明らかに良くないけど、彼らはそれを解決するために素晴らしい仕事をしてくれた。面白いセッションだったよ」

ルイス・ハミルトン F1 ラスベガスグランプリ

気温の低さ、ダウンフォースレベルの低さ、高速コーナーの少なさが重なり、ハミルトンを含む何人かのドライバーはタイヤのグレイニングに悩まされた。

「ダウンフォースが非常に低いので、低速コーナーだけでなく、高速コーナーでもスライドしてしまう」とハミルトンは語った。

「直線スピードが必要だから、大きな負荷はかからない。それに気温の影響も大きいだろうね」

何人かのドライバーは、ストリップを下る2kmの巨大なストレートを含むこのトラックのストレートがパッシングを促すはずだと語っているが、ハミルトンはそれがどれほどうまく機能するかは疑問だという。

「たとえ長いストレートがあっても、グリップが低いからオーバーテイクできる場所は多くない」とハミルトンは語った。

「それにトウはそれほど大きくないし、人の後ろにいるときのモンツァに少し似ている。ウイングが小さいので、ドラッグはあまりない」

「だからある意味で面白いんだ。予選ではポジションが本当に重要になると思うし、デグラデーションがカギになるのは明らかだ。でも、すごく楽しかったよ」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / F1ラスベガスGP