メルセデスF1のルイス・ハミルトン 「毎週末同じ…結局は1秒落ち」
メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、マイアミGPのプラクティス初日にトップからミッドフィールドに落ちたことを「受け止めるのが難しい」と認め、ステアリングを握った午後の時間を「苦しかった」と表現している。

FP1ではチームメイトのジョージ・ラッセルとワンツーフィニッシュを飾ったハミルトンだが、FP2ではそれぞれ7番手と15番手に後退し、レッドブルのマックス・フェルスタッペンのペースから1秒近く離されてしまった。

前回のアゼルバイジャンGPでレース序盤のセーフティカーに阻まれたことを「歯がゆい」と表現したハミルトンは、今週末のメルセデスのパフォーマンスを評価する際にも同じような例えを用いた。

「毎週末と同じだ......1秒落ちだ」と、金曜日の走行から学んだことを尋ねられたハミルトンは言った。

「でも、素晴らしい週末だ。素晴らしい場所だ。ただ、僕たちは特別に速いわけでもなく、苦労している。いろいろなことを試しているところだ」

ルイス・ハミルトン メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 マイアミGPハミルトンは金曜日のFP1で2位、FP2で7位となった。

「FP1ではかなりいい感じだったのに、FP2になると本当のペースが見えてきた。これはまさに腹に響くようなもので、ちょっと受け止めるのが難しい時もある。でも大丈夫だ。今夜、もう一度組み直して、セットアップを変更して、マシンをより良い状態に持っていけるかどうか試してみる」

メルセデスが予選2位と3位を獲得したオーストラリアや、数日前のアゼルバイジャンと比べてW14の感触はどうかと尋ねられたハミルトンは、タイヤのオーバーヒートが重要な問題であると指摘した。

「メルボルンは明らかに昼と夜の差があった。バクーもここよりいい感じだった」

「暑さのせいなのか、それとも今のバランスのせいなのか......楽観的でいたいし、明日はもっといい場所にマシンを置いて、2ステップくらいは上に行けるんじゃないかと期待している。でも、それは別として......去年はハードコアのバウンシングがあったし、ほとんど同じクルマでレースをしているような感じだった。それは難しいことだ」

Q3進出がポジティブな結果であることを認めた上で、ハミルトンは「さっきも言ったように、ポジティブでいようと思っている。ただ、どうしてもアップグレードが必要なのは確かだ。次のレースで新しい道を切り開くことができればいいんだけどね」と語った。

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / F1マイアミGP