ルイス・ハミルトン、フェルスタッペンの独走状態に「F1ファンに同情」
ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンが今週末のシンガポールグランプリで5レースを残して2022年のF1ワールドチャンピオンを獲得する可能性があることを考えると「F1ファンに同情している」と語る。

マックス・フェルスタッペンが、シンガポールGPで優勝し、ファステストラップも獲得した場合、シャルル・ルクレールが8位以下、チームメイトのセルジオ・ペレスが5位以下であれば、フェルスタッペンのタイトルを獲得する。

マックス・フェルスタッペンが優勝し、ファステストラップのボーナスポイントを獲得することはできなかった場合、シャルル・ルクレールが9位以下でタイトルが決する。

だが、116ポイントリードしているマックス・フェルスタッペンが2位以下でフィニッシュした場合、必然とも思える2度目の栄冠は日本グランプリまで待たされることになる。

マックス・フェルスタッペンが今週末に仕事を成し遂げれば、2002年のミハエル・シューマッハと並んで残り5戦でのタイトル獲得となる。

ルイス・ハミルトンは、残り3戦で2度タイトルを確定させており、自分の初期の成功がスペクタクルに悪影響を及ぼしたことを認め、マックス・フェルスタッペンがそれほど早く勝利した場合、彼は「ファンを気遣う」だろうと語った。

「僕の見解では、(フェルスタッペンが2年連続でタイトルを獲得することについて)あまり考えていない」とルイス・ハミルトンは木曜日にシンガポールで語った。

「ファンに同情しているのは確かだ。みんなにとって、そして、去年の僕たちにとってでさえ、まさに最後まで戦ったことは強烈だった」

「シーズンが早く終わるのは決して素晴らしいことではない。自分がメキシコなどの場所でシーズンが早く終わることを経験しているとしてもね。個人としては素晴らしいことだけど、実際のスポーツにとっては素晴らしいことではない」

「2008年は最後の17秒まで続いたようなものだし、去年もほぼ同じだったことに本当に感謝している。今後はもう少し良くなることを期待しよう」

ルイス・ハミルトンは、困難なメルセデスW13のトラブルシューティングに取り組んだ後、自分のシーズンの残りをどのように見ているかについて、次のように続けました。

「僕たちとしては今でも挑戦を楽しんでいるし、関係や集中力の面でのチーム内の強さと成長を誇りに思っている」

「チームのみんながどれだけ一生懸命働いているかを見るだけでも僕にとっては最も刺激的なことだ」

「彼らはレーストラックから出て、日曜日の夜に飛び立ち、月曜日にはオフィスにいて、解決策を考え出し、コードを解読しようとしている」

「今シーズンはとにかく容赦ないものだったし、それは本当に印象的だ。誰もが休憩を楽しみにしていることを知っている」

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