ルイス・ハミルトン 「スペインで投入のアップグレードは万能ではない」
メルセデスF1は、ライバルのレッドブルとフェラーリのペースから遅れをとって2022年シーズンをスタート。特にポーパシングの問題によって、車高を理想よりも上げなければならなかったことでパフォーマンスに影響を与えた。
スペインで投入したアップグレードパッケージでポーパシングは解消され、着実に前進してように見えたが、モナコでは空力的なポーパシングではなく、パンピーな路面でのパウンシングが頭痛の種を引き起こし、トップ2チームからさらに後退した。
今週末、アゼルバイジャンに先駆けて、ルイス・ハミルトンは、メルセデスＦ１はモナコと比較してバクーでより良いパフォーマンスを享受できるはずだと語った。
「多くの作業が行われている」とルイス・ハミルトンは語った。
「モナコほどでパンピーではないことを願っているけど、今日そこに着けばわかる。そして、誰もが言っているように、より低いダウンフォースだ。より良いはずだ。そう願っている」
メルセデスがW13のダウンフォース効率を最大化するために車で実行しなければならない堅いサスペンション設定は、恒久的な専用サーキットよりもストリートサーキットで弱いとルイス・ハミルトンは語る。
「僕たちはスムーズなサーキットの方が明らかに強い。たとえば、バルセロナは僕たちにとってはるかに優れていた」とルイス・ハミルトンは説明した。
「バンピーではないオープンサーキットはもっとある。今回はバンピーんばサーキットなので、必ずしも僕たちの車の特性に適しているとは限らないけど、もっとスムーズで、大丈夫かもしれない」
メルセデスはシーズン開始以来、ライバルに追いつくよう努めてきた。ルイス・ハミルトンは、バルセロナで導入されたアップグレードは、チームを正しい道に導くのに大いに役立ったが、万能薬ではないと語る。
「僕たちがバルセロナで得た新しい方向性は、僕たちに進むべき方向性をより多く与えてくれた。これまでのところ、それはポジティブなことだと言える」とルイス・ハミルトンは語った。
「でも、それはどこでも機能するわけではない」
「それは最もエキサイティングな旅だと言えるか？ ノー。でも、それは経験であり、チームを近づけ、僕たち全員がツールを研ぎ澄ます必要がある」
「テクノロジーはそれを理解できるように大きく進歩しており、僕たちはこれまで以上に近づいている。だから、僕たちはこれまでにないほど緊密なユニットチームになっていると思う。逆境に直面したときにそうなるものだ。だから、そこにはたくさんのポジティブな点がある」
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