F1:ルイス・ハミルトン、ウィンザー城の式典でナイトの称号を受勲
7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、ウィンザー城で行われた式典で正式にナイトになった。

36歳のルイス・ハミルトンは、昨年末に女王陛下新年叙勲者リストでナイト爵を授与され、ルイスハミルトン卿になった。そして、12月15日(水)に行われた式典でチャールズ皇太子によって正式にナイトの称号を与えられた。

ルイス・ハミルトンは、2008年に初のF1ワールドチャンピオンを獲得した後、女王からMBEを授与された。その後さらに6つのタイトルを獲得し、ミハエルシューマッハの7回のドライバーズチャンピオン獲得記録に並んだ。

ルイス・ハミルトンは、ジャック・ブラバム卿(1978年)とジャッキー・スチュワート卿(2001年)に続く3人目のF1ワールドチャンピオンとなった。他にこの勲章を授与された唯一のF1ドライバーはスターリング・モス卿のみ。またフランク・ウィリアムズ、パトリック・ヘッドもモータースポーツへの貢献が認められてナイト卿を与えられている。

セレモニーは、日曜日のF1アブダビGPでマックス・フェルスタッペンに最後のラップで敗れた後、ルイス・ハミルトンの初めての公の場になった。

ルイス・ハミルトンは、チャンピオンシップを決定した物議を醸したレースの終了後、マックス・フェルスタッペンがF1ワールドチャンピオンを獲得したことを祝福したが、それ以来、メディアに対して沈黙を保っている。

ルイス・ハミルトンは木曜日にパリで開催される2021年FIA授賞式に出演して、F1世界選手権の準優勝のトロフィーを受け取る予定となっている。

現在、メルセデスF1は、F1アブダビGPでのレースの結果に対して2つの抗議が却下され、上訴するかどうかを検討している。偶然にもFIA授賞式の開始ととほぼ同時刻となる木曜日の夜に正式な上訴を提出する必要がある。

ルイス・ハミルトン卿

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1