ミカ・ハッキネン 「ハミルトンがステイアウトを選んだ理由は理解できる」 F1トルコGP 決勝
元F1ワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンは、2021年のF1トルコGPのレース終盤にルイス・ハミルトンがステイアウトしたことに理解を示している。

PU交換ペナルティによって11番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、おそらく最速のマシンで3番手まで順位を上げていた。だが、ステイアウトを望むハミルトンと新品のインターミディエイトを履いた方がいいと考えるピットウオールとの間で戦略が分かれた。

最終的にルイス・ハミルトンは残り8周でピットに入ることを受け入れたが、それによって表彰台のチャンスは台無しになった。

一方、レースはチームメイトのバルテリ・ボッタスが、ポールポジションからレースを支配し、ファステストラップも記録する完璧なレース運びで今季初勝利を挙げた。

ミカ・ハッキネンは、バルテリ・ボッタスのF1での最高の勝利だったと語る。

「トルコでの日曜日のバルテリ・ボッタスのパフォーマンスは素晴らしかった。非常に強力な勝利、F1での10回目であり、彼はメルセデスのために可能な最大のポイントを獲得し、マックス・フェルスタッペンのレッドブルを抑えた重要な結果だった」とミカ・ハッキネンはUnibetのコラムに寄稿した。

「チームメイトのルイス・ハミルトンが5位でフィニッシュしたため、バルテリがマックスの勝利を阻止することが重要だった。彼のレースでの優位性は素晴らしいものだった」

「バルテリは、ダンプコンディションのためにレース中に使用されたインターミディエイトタイヤを管理する優れたスキルを示した。特にレース開始時、そして、ピットストップ後もそだった」

「ピットを出てすぐに強くプッシュすぎると、インターミディエイトのグリップレベルは簡単に破壊されてしまう。これは、レースの後半にルイス
ハミルトンとシャルル・ルクレールの両方に起こったことだ。バルテリはスタートラインからマックスを打ち負かすことに集中し、タイヤをプッシュする準備ができるまでタイヤを保護し、完璧なレースをドライブしました」

「これがF1での彼の最高の勝利の1つであったことは間違いないし、彼とメルセデスがレース後にどれほど幸せだったかには驚かない。エンジン交換の結果、ルイス・ハミルトンが10グリッドペナルティを受けなければならなかった日に、バルテリは彼のチームが望むことができるすべてのことをした」

また、ミカ・ハッキネンは、ルイス・ハミルトンがインターミディエイトタイヤでステイアウトしようとした理由は理解できると語る。

「ピットストップのタイミングが重要だったため、ルイスによってはるかに難しいレースとなった。ピットストップのベストな瞬間は、マックスがピットインした頃だった。それはまさにバルテリが新しいインターミディエイトのためにピットインしたときでもある。その瞬間にマシンが大丈夫だと感じたとしても、他の戦略はリスクのように感じた」とミカ・ハッキネンはコメント。

「ルイスがレースを終えるまでステイアウトして走り続けることにした理由は理解できる。だが、タイヤのパフォーマンスが落ちていたのは確かだろう。ピットストップをしなかったエステバン・オコンのアルピーヌと、9周にわたってレースをリードしたシャルル・ルクレールのフェラーリでそれを見た。結局、シャルルのタイヤはグリップを提供していなかった。そして、それはルイスに起こったであろうことだ」

「彼はタイヤの故障に苦しんだ可能性もある。ワールドチャンピオンをかけたマックスとの戦いにおいて、フィニッシュできないというリスクは冒せない。私の意見では、バルテリが勝ち、マックスが2位に落ち着かなければならなかった日に、5位でフィニッシュしたことは、ルイスにとって良い結果だった」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデス / F1トルコGP / バルテリ・ボッタス