メルセデスF1のルイス・ハミルトン 「長いバトルでフェルスタッペンについて多くを学んだ」 / F1スペインGP 決勝
F1スペインGPでセンセーショナルな勝利を収めたルイス・ハミルトン(メルセデスF1)は、グランプリのハイライトは、コース上での長いバトルでライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)について“多くを学んだ”ことだと語る。

スタートでマックス・フェルスタッペンにリードを許したルイス・ハミルトンは、驚きの2ストップ戦略を実行するまで、レースのほぼ半分をフェルスタッペンの後ろでの1秒前後での攻撃に費やした。

ルイス・ハミルトンは、そのマックス・フェルスタッペンとの接近戦によって、ライバルに関して非常に有用な情報を手に入れたと語る。

「実際、本当に良い一日だった」とルイス・ハミルトンは語った。

「今日はマックスについて多くのことを学んだし、おそらく他のすべてのレースよりも多くのことを学んだ」

しかし、マックス・フェルスタッペンについて学んだことを詳しく説明するよう求められたルイス・ハミルトンは「特にない(笑)」と具体的には語ろうとしない。

「ただ…コース上で緒に走ると…いろいろなものを見ることができるし、しっかりとフォローすることができる」

「もちろん、僕は比較的密接にフォローしていたし、彼のマシンについて多くを学び、彼がそれをどのように使用するかについて多くを学んだ。だから、その点で良いレースだったね」

オープニングラップでリードを失ったルイス・ハミルトンが、2回目のピットストップを終えた際の差は22秒だった。しかし、60周目にリードを奪ったハミルトンは、15.8秒差で勝利を収めた。

レース後、ルイス・ハミルトンは、メルセデスの戦略を称賛したが、マックス・フェルスタッペンとの大きなギャップを取り戻すことができるか確信できなかったとピットインする前にジレンマを抱えていたと明かした。

「週末を通して、2つのミディマムで2ストップを実行できるようことを計画していた。1ストップの方が良さそうだったけど、ここでの経験から、1ストップは成功させるのはかなり厳しいことは分かっていた」

「僕たちにペースがあれば、すぐに彼を追い抜けると分かった。できるなら、そうしかったけどね。最後のピットストップ前に彼を抜いておきたかった。だから、本当に葛藤があった。入るべきか、それより、無視してステイアウトするべきではないかとね。でも、チームの全員による素晴らしい仕事だった

これで、ルイス・ハミルトンは開幕4戦で3勝目となり、ドライバーズ選手権で2位のマックス・フェルスタッペンとの差を14ポイントに広げた。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / F1スペインGP